神明社 (三国町神明)
福井県の 神明社(三国町神明) を掲載しました。
福井県坂井市にある。
三国駅の西500mほどの三国町神明に鎮座。
九頭竜川・兵庫川・竹田川が合流する河口部にあり、
海にも近い場所。
境内入口は南側。
鳥居は、珍しい中山鳥居。貫が貫通していないのが特徴。
参道を進むと、正面の拝殿。
その後方に、立派な中門があり、
垣に囲まれて神明造の本殿が鎮座している。
参拝当日は天気が良くて、陽射しも強く
写真は影が濃すぎてNG。
社殿の左手に、境内社があるが、
一番左手の、大きめの境内社には名前が記されておらず
扉の穴から中を覗くと「味坂神社講中」と書かれた提灯が下がっていた。
本殿近くの境内社も名前はわからない。
狛犬の他に、狛狐があるので稲荷社かとも思うが、
鳥居には「合社」とのみ記載されているので
幾つかの境内社が合祀されているのだろう。
帰宅後の地図を確認すると、
境内東北隅に、辰巳川神社という境内社があるようだ。
社殿右手に道があり、公民館のようなものがあったが、
その裏手にあり、参拝当日には気付かなかった。
社伝によると、
往昔、越前国坂井郡坂井港字日和山に、
一邑の氏神として鎮座。
後、男大迩皇子(継体天皇)が、枚岡という地に潜龍の時、
三大河(九頭竜川・日野川・足羽川)を開拓し、
枚岡を行在所とした。
後、日和山の社を枚岡に遷座して、枚岡神社と称したという。