柳津虚空蔵尊 (登米市)
宮城県にある 柳津虚空蔵尊(登米市) を掲載しました。
なぜに寺? とお思いの方もいるでしょうが、当寺は式内社・小鋭(オトノ)神社の古跡であるとする説があるらしいので参拝してみました。
宮城県登米市にある。
気仙沼線・柳津駅の南3Kmほどの柳津に鎮座。
北上川に沿って45号線を南下すると、
45号線の東側に大きな赤い鳥居が見えてくる。
当寺の正式名は「柳津福智満虚空蔵尊」。
宗教法人としては宝性院というらしい。
つまり、柳津虚空蔵尊は寺なのだが参道に鳥居が立っており、
鳥居扁額には「柳津虚空蔵尊」と書かれている。
鳥居をくぐり500mほど進むと当寺の境内。
境内は大土山の麓にある。
あいにく小雨が降っていたので傘をさしながらの参拝。
境内の参道を歩くと石鳥居があり、その奥に山門。
山門をくぐると緑の多い境内。
寺なんだけど鳥居もあり、
境内には天神堂、稲荷堂、弁財天の小祠などもあって
まるで神社のようだった。
明治の神仏分離までは、神社とお寺の境界は曖昧だったことがわかる。