春日神社 (鯖江市)

福井県の神社、 春日神社(鯖江市) を掲載しました。

福井県鯖江市にある。
鯖江駅の西2Kmほどの鳥井町に鎮座。
鳥井町の南端に参道入口の大きな鳥居が建っており
200mほど北上すると石垣に囲まれた境内。

鳥居をくぐり、境内中央の石の参道を進むと
石組の上、階段をのぼると社殿がある。
階段の両脇に大きな石が用いられており、境内も綺麗。
遊具なども置かれている。そんな境内。

社殿は拝殿の後方に、本殿の覆屋がある。
覆屋の透板の間から、朱の美しい本殿があるのだが
全体をうまく撮影できなかった。残念。

参拝を終え、社殿から振り返ると
一直線に続く参道が、なんとなく美しいと感じたので
写真を一枚、掲載しておいた。

創祀年代は不詳。

越前国内神名帳には「従五位 御板神」とあり
式内社・大山御板神社の論社の一つ。

また、『大日本史』に、
「舊在二刀禰村伊多伎夜谷一、
後移二丹生郡鳥井村一、曰二春日明神一。」
とあり、敦賀郡の式内社・ 伊多伎夜神社の後裔とする説もあるようだ。

社伝によると、崇神天皇の御宇、
大彦命の北陸道下向に際し、
当国の元大山にいる賊を退治しようとして
丹生郡宮崎舟場より当地に着陣し
御板を立てて軍神武甕槌神・経津主神も二神を奉祀し
賊を征伐したという。

その神徳により、大彦命により「御板」の社号を贈られたもの。

その後、治暦四年(1068)四月藤原隆家により
天児屋根命・比咩大神が合祀され、
春日神社と改称した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:31 PM