矢川神社 (甲賀市)

滋賀県の 矢川神社(甲賀市) を掲載しました。

滋賀県甲賀市にある。
甲南駅の北西1Kmほどの甲南町森尻に鎮座。
四号線の矢川橋西交差点から東(128号線)へ入り、
杣川にかかる矢川橋を渡ると、参道入口がある。

入口右手には「式内矢川神社」と刻まれた社号標があり、
左手には「勝手大明神元境内趾」の石碑。
参道を進むと、鳥居があり、200m近い参道を進むと境内。
境内前には、石の太鼓橋がかかっており
階段を上ると、茅葺の楼門。
通常、楼門とは二階建以上の構造だが、
残念ながら、当社の楼門は一階部分のみ。

案内によると、この楼門は文明四年(一四七二)
大和国布留郷五十余村から雨乞いの返礼として寄進されたもの。
当初は二階造りだったが、文禄年間の大風で、
上階は組物より上を失ったらしい。
つまり四〇〇年以上、上階部分が欠損していることになる。
歴史を後世に残すという点では、一階だけの方が面白いが、
再建するという話は出なかったのだろうか。

楼門をくぐると、綺麗な砂利の境内。
境内の奥に拝殿があり、
その後方に、少し離れて大きな流造の本殿がある。

参拝は年末の休日なので、
境内中央には、左義長のための丸太が組まれており
本殿前には角松が飾られていた。

創祀年代は不詳。社伝によると、
天平宝字六年、杣川中流の矢川津の地に鎮座と伝えられ、
式内社・矢川神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:08 午後