静岡県の八幡神社(南伊豆町子浦) を掲載しました。
静岡県の南伊豆町にある。
伊豆半島の北西部にある子浦港を見下ろす場所。
道がよくわからなかったので、漁港付近に車を止めて歩いて参拝。
港の西側、路地のような道の奥にあったと思うが自信はない。
とにかく参道らしき道の突き当たりに鳥居を発見。
階段を上ると、褐色の鳥居が建っており、
奥の境内は、旅館か民宿のための駐車場になっていた。
境内の左手に階段があり、岩穴をトタンで覆ったようなものがある。
注連縄で祀られていたので、中を覗いてみたがよくわからない。
稲荷のようなものが祀られている雰囲気だった。
その岩から振り向くと、子浦港が見下ろせる。
さらに、その岩穴より上へ道が続いていたが、何かあるのだろうか。
拝殿は瓦葺だが、赤く塗られている。
屋根の上には、当社の神紋と思われる梅紋と巴紋の金飾り。
拝殿前にも車が止まっており、雑然とした雰囲気なのだが、
拝殿の後方は、その雰囲気が一変。
静かな神社の趣きがある。
階段の奥には、きれいに整備された境内があり覆屋が鎮座。
覆屋の扉が開いていたが、いつも開いているのだろうか。
参拝は正月三日なので、附近の方々の年始用に開いていたのかもしれない。
覆屋の入口の左右には、「天満宮」と「八幡宮」と記された扁額。
覆屋の中には、天満宮の社殿と八幡宮の社殿、御輿などが安置されている。
左手の天満宮の社殿はやや小ぶりで、赤褐色に塗られており、
右手のどっしりとした八幡宮は黒い漆塗りで、
彫刻にも彩色が施されて美しかった。