御山御前神社跡地 (明和町)

三重県の御山御前神社跡地(明和町) を掲載しました。

三重県明和町にある。
近鉄線斎宮駅の北7Kmほどの濱田に鎮座。
祓川の右岸、河口部近くの濱田集落の西側、「浜田公民館」の南にある。

『式内社調査報告』によると、畠田神社に合祀された式内社・守山神社の論社である御山御前神社は、かつて濱田に鎮座しており、古社地に山神が祀られているとあったので、同書の地図の印の位置に行ってみた。

方形の石台の手前に数段の階段があり、「山神」と刻まれた石碑が数本。
いくつかの灯籠の残骸があり、奥の木の根元にも石碑があるが、摩耗してよく読めなかった。

たぶん、ここが御山御前神社の古社地だと思うが、他の畠田神社に合祀された神社の古社地のような案内板や石碑が立っておらず、周囲に話を聞ける人もいなかったので、確証は無いのだが。

御山御前神社の創祀年代は不詳。
当地は『神鳳抄』に「外宮領濱田御薗」とある地。
御薗や神田があり、漆や桑の木の森林があり、漆液や桑の葉などを献上していたという。

その森林を神山、御山と呼び、その守護神として山神が祀られ、江戸時代には守山神社、俗に御山御前と呼ばれていたようで、式内社・守山神社の論社となっている。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 4:03 午後