2015年5月16日
相鹿上神社 (多気町)
三重県の相鹿上神社(多気町) を掲載しました。
三重県の多気町にある。
紀勢本線の相可駅の北西500mほどの相可(おうか)に鎮座。
421号線を西へ進み、160号線に入って北上すると16お号線の東に境内がある。
参道入口は160号線に面して西向き。鳥居の脇に「相鹿上神社」と刻まれた社号標。
ただし東側にも参道入口の鳥居が立っている。
境内そのものは南北に長く、境内の北側に境内入口の鳥居が立っている。
鳥居をくぐると砂利の境内。境内奥(南側)に北向きの社殿がある。
参拝は平成26年3月。境内の案内板によると平成27年3月に、
当社でも20年に一度の式年遷宮が行われるらしく、
当ページ作成日である平成27年5月にはすでに新しい社殿になっているかもしれない。
境内には「式内伊蘇上神社」と刻まれた石碑が立っている。
当社にはいくつかの式内社が合祀されており、伊蘇上神社はその中の一つ。
というより当鎮座地は、元は伊蘇上神社の境内であったらしい。
また「里人傳 倭姫命御巡行遺跡」と刻まれた石碑もある。
当地に鎮座していた伊蘇上神社を、倭姫命による皇大神の伊勢御遷幸に登場する
磯宮・伊蘓宮とする説があるらしい。
創祀年代は不詳。
明治四十一年の合祀以前は字内畑に鎮座しており、
その鎮座地は、江戸時代には上相可村字上町と称していたといい、
式内社・相鹿上神社に比定された古社であった。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:00 PM