加畑賀茂神社 (南伊豆町)

静岡県の加畑賀茂神社(南伊豆町) を掲載しました。合計2210社。

静岡県の南伊豆町にある。
南伊豆町役場の東1.6Kmほどの下賀茂に鎮座。
青野川に沿って136号線を進むと、
136号線の北側、道路に面して南向きの境内がある。

社前の136号線の向かいに、当社の御神木。
案内によると、樹齢千二百年のビャクシンという木で、
残念ながら枯れてしまっているが、
当社創建の時からあるらしい。

白い鳥居をくぐると境内。
参拝日は正月三日だが、年末の茅の輪があった。
せっかくなので、その茅の輪をくぐって参拝開始。

鳥居の正面に拝殿があり、
拝殿の後方に、赤く塗られた本殿覆屋がある。

参拝日は、天気が良く、
境内も、道路の側にあり、垣などに囲まれていないせいか
非常にオープンな雰囲気の神社だった。

創祀年代は、大同年間(806~810)と伝えられている古社。

式内社・加毛神社二座の一座に比定されている神社で
『伊豆國神階帳』には「従四位上 加茂の明神」と記されている。

当社の祭神は、
往古、三島大神が伊予から
伊豆沖合いの神津島へ渡った後、加畠之神社(当社)に上陸したと云われ
その後、三島大神を守護して、三島の地へお供した神。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:01 PM

比波預神社 (伊東市)

静岡県の比波預神社(伊東市) を掲載しました。合計2209社。

静岡県伊東市にある。
JR伊東線・宇佐美駅の北東500mほどの宇佐美に鎮座。
宇佐美川を越えて、狭い坂道を登ると境内。

入口に社号標が建ち、鳥居が建っている。
境内入口付近には駐車場があり、
車を停めて参拝開始。
駐車場の脇には「サイの神」の石像や石が祀られている。
「サイの神」は邪霊の侵入を防ぎ、旅の安全を守り、
子供を疫病から守る神なのだが、
伊豆地方の「サイの神」は、女性が座った形の像。

参拝日は、非常に天気が良く、
木漏れ日がクッキリとして、写真の出来は良くないのが残念。

境内には、大きなホルトの木が枝を広げており、
境内の奥に、コンクリート(?)の社殿。
拝殿の賽銭投入口から覗くと
木造の本殿が鎮座していた。

創祀年代は不詳。

式内社・加理波夜須多祁比波預命神社と考えられており、
『伊豆國神階帳』には「従四位上 たまたの明神」と記されている古社。

主祭神は、加理波夜須多祁比波預命。
言い伝えによると、加理波夜須多祁比波預命は三島溝橛耳神の長子。
上代海上より上陸し、当地を開拓した神で
宇佐美の氏神として祀られた。
比波預命の孫・多祁美加々命より五代・伊波磯命は
伊豆國忌部であるという。
その後、淳和天皇の頃、始めて社殿を造営した。
また、延喜年間、菅原道真公を合祀したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:49 AM

伊曾布神社 (香美町)

兵庫県の 伊曾布神社(香美町) を掲載しました。合計2208社。

兵庫県の香美町にある。
山陰本線・香住駅の南西10Kmほどの村岡区味取に鎮座。
矢田川に沿って4号線を南下すると15Kmほどの場所。

矢田川の東側、道路の側に境内入口の階段があるが
参道入口は、もう少し西側にあり、
「伊曽布神社」と刻まれた社号標が立っている。
参道を進むと、大きな木の横に鳥居。

鳥居をくぐり参道を進むと、参道を4号線が横切っている。
4号線を渡り、境内入口の階段を登ると、
樹木の茂った境内。
境内奥に、本殿を納めた覆屋が一つ。

道路の側にある境内だが、
あまり交通量が多くないようで、静かな神域。

社伝によると、貞観二年(860)九月の勧請。
当地は、射添村に属していたため、
射添庄一の宮と称されていた神社で、
式内社・伊曾布神社に比定されている古社。

米庫大明神とも称され、
元は近くにある「味取の俵石」の山に鎮座していたが
天文九年(1540)八月、
大洪水によって山が削られ、社域が崩壊。
天文十二年(1543)八月、現在地に遷座した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:04 PM

御井神社 (豊岡市)

兵庫県の 御井神社(豊岡市) を掲載しました。合計2207社。

兵庫県豊岡市にある。
山陰本線・国府駅と江原駅の中間あたりの日高町土居に鎮座。
蛇行する円山川の近く、312号線の北の通りに面して境内がある。

社前に小さな川があり、赤い欄干の橋を渡ると境内。
境内に入ると、左手(東)に社殿。
境内入口は北側だが、社殿は西を向いている。

本殿の左右に境内社が一つずつ。
境内の左手隅にも、2つの境内社がある。

で、境内に入って、まず目を引くのが境内右手の建物。
舞殿のような構造だが、
屋根の上には時計台のような、見晴台のようなものが載っている。

「なんだ、これ?」と思いながら
ずっと眺めていたが、小雨が降ってきて
誰にも遭わなかったので、それが何かは調べていない。

創祀年代は不詳。

式内社・御井神社に比定されている古社。

江戸時代までは天満宮と称しており
明治三年、御井神社と改称した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:16 PM

春來神社 (新温泉町)

兵庫県の 春來神社(新温泉町) を掲載しました。合計2206社。

兵庫県の新温泉町にある。
JR山陰本線・浜坂駅の南東15Kmほどの春来に鎮座。
岸田川に沿って47号線を南下し、
9号線(山陰道)に入って春来川に沿って南東へ。

春来トンネルの手前で9号線をはずれ、東へ進む。
春来の町にある小学校のすぐ南。

坂道の道路に面して鳥居が立っているが、
参道の灯籠は、小学校の敷地内にあるようなので、
ちょっと小学校に入って撮影。
あまりウロウロしていると、怪しい人と思われそうなので
すばやく参拝開始。

当社の正式名は「春来神社」なのだが
鳥居には「五社大明神」と書かれている。
鳥居をくぐり、参道階段を登ると、正面に境内社。

境内に入って右に進むと、当社の社殿がある。
社殿の扁額には、鳥居と同じ「五社大明神」。

道路からかなり上にあるのだが
道路に沿うように、細長い境内。
木々の多い林で、地面には苔。
細長く垣も無いので、小学生の遊び場には向かないようで
ひっそりとした雰囲気だった。

社伝によると、
天武天皇白鳳六年(677)四月二日の創祀。

式内社・春木神社に比定されている古社だが
天正十六年六月十九日、宝庫焼失により記録は残っていない。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:13 AM

八幡神社 (大丹生町)

福井県の 八幡神社(大丹生町) を掲載しました。合計2205社。

福井県福井市にある。
JR福井駅の西15Kmほどの大丹生町に鎮座。
日本海沿いを走る305号線から、少し東へ入る場所。
一光川の河口部の近く、日蓮宗大乗寺の近くに境内がある。

垣に囲まれた境内入口に、石の鳥居。
鳥居の右手に「指定村社 八幡神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると、境内の奥、石垣の上に社殿がある。

階段を登ると、正面に拝殿。
拝殿の後方に本殿がある。

参拝を終え振り返ると、境内の外
家々の向こうに日本海が見えた。

創祀年代は不詳。

社伝によれば、天徳元年(957)
多田(源)満仲が当地に閑居のおりに
源氏の守護神八幡大菩薩を勧請。
その後、当地の産土神として祀ったという。

社殿への階段の脇に、神馬像があるが
その胴に二羽の鳩が向かい合った形の紋が刻まれている。
鳩は八幡神の神使。
鳩を神紋としている八幡神社は多い。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:03 PM