小川神社 (小川村小根山)

長野県にある、小川神社(小川村小根山) を掲載しました。

長野県の小川村にある。
小川村役場から西へ1.5Kmほどの小根山に鎮座。
31号線の南に、鎮守の森のような境内がある。

境内入口は南側。
商店のような建物の間に、褐色の鳥居が建っており、
参道を進むと広い境内。

参道正面に黒い屋根の拝殿があり、
左手に赤い屋根の御射山神社がある。

拝殿の後方に、背の高い本殿覆屋があり、
内部に流造の本殿がある。
覆屋側面の窓の部分がガラスになっており本殿が見えるのだが
写真ではうまく撮影できなかった。
良く見ると、本殿屋根の後方部分が、覆屋からはみ出ている。

創祀年代は不祥。

社伝によると、祭神・健御名方命が出雲での武甕槌命との戦いに敗れ、
母神・沼河比売命の郷里・糸魚川を経て信濃を開拓。
母神への往来(糸魚川街道)の要衝である当地に
村民が、その徳を慕って奉斎したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:27 PM

八幡神社 (春江町境)

福井県の 八幡神社(春江町境) を掲載しました。

福井県坂井市にある。
北陸本線・春江駅の北西500mほどの春江町境に鎮座。
石垣に囲まれた境内。
境内入口には「八幡神社」と刻まれた社号標が建っているが、
境内は、地震等の避難所になっているようで、
避難所の案内には「境八幡神社」とあり、
通称は、地名付きで呼ばれているのかもしれない。

鳥居をくぐると砂地の境内で、
社殿の周囲にしか木々(松)がなく、
非常にあっさりした印象の神社。
最近、整備等が施されたのだろうか。
福井大地震で全壊したそうなので、
その後、木々などが植えられてないのかも。

参道を進むと、正面に瓦葺・入母屋造の拝殿があり、
後方、石組みの上に銅葺・流造のやや小振りな本殿が鎮座。
拝殿と本殿は渡り廊下で繋がっている。
北国の神社なので、本殿は雪除けのためのガラスで覆われていた。

創祀年代は不詳。
江戸時代初期に、境村(南西200mほどの小学校敷地)より遷座。
境村にあったことから、式内社・坂名井神社の論社となっている。

本殿の左手に、境内社の石祠がひとつ。
『福井県神社誌』によると「女神さん」なのだそうだ。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:45 PM

楯縫神社 (美浦村木原)

茨城県の 楯縫神社(美浦村木原) を掲載しました。

茨城県の美浦村にある。
美浦村役場の北1Km、土浦駅の南東10Kmほどの木原に鎮座。
125号線から一つ北へ入った道に境内入口がある。

参道入口には「楯縫神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり、100m以上ありそうな参道を北東へ直進する。
木々の鬱蒼と茂る参道途中にも鳥居が立っており、
さらに進むと社殿のある境内。

参拝日は朝から小雨の降る天気で、
当社へ到着したころには、雨は止んでいたが、
木々が吸い込んだ水分を放出しはじめて
淡い霧の中のような、幽玄な参道に、深呼吸しながらの参拝。

木々のアーチの参道を抜けると、緑の境内。
社殿は、どっしりとした入母屋造の拝殿に、流造の本殿。
拝殿前には、御神木らしき巨木も。

茨城の古社には、
当社のように、鬱蒼と茂った木々の長い参道を持つ神社が多く、
雨後などの参拝が、心地よい。

社伝によると、
推古天皇十六年(608)の創祀。
御祭神・普都主命が兜楯を脱いでこの地に残された故事にちなんで
楯脱ぎ(楯縫)の社号となったという。
式内社・楯縫神社に比定されている古社。

鎮座の年代は、一説には神武天皇十八年とも、元明天皇和銅元年とも。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:06 PM