八幡神社 (春江町境)

福井県の 八幡神社(春江町境) を掲載しました。

福井県坂井市にある。
北陸本線・春江駅の北西500mほどの春江町境に鎮座。
石垣に囲まれた境内。
境内入口には「八幡神社」と刻まれた社号標が建っているが、
境内は、地震等の避難所になっているようで、
避難所の案内には「境八幡神社」とあり、
通称は、地名付きで呼ばれているのかもしれない。

鳥居をくぐると砂地の境内で、
社殿の周囲にしか木々(松)がなく、
非常にあっさりした印象の神社。
最近、整備等が施されたのだろうか。
福井大地震で全壊したそうなので、
その後、木々などが植えられてないのかも。

参道を進むと、正面に瓦葺・入母屋造の拝殿があり、
後方、石組みの上に銅葺・流造のやや小振りな本殿が鎮座。
拝殿と本殿は渡り廊下で繋がっている。
北国の神社なので、本殿は雪除けのためのガラスで覆われていた。

創祀年代は不詳。
江戸時代初期に、境村(南西200mほどの小学校敷地)より遷座。
境村にあったことから、式内社・坂名井神社の論社となっている。

本殿の左手に、境内社の石祠がひとつ。
『福井県神社誌』によると「女神さん」なのだそうだ。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:45 PM