温泉神社 (鳴子温泉)

宮城県にある 温泉神社(鳴子温泉) を掲載しました。合計2169社。

宮城県大崎市にある。
陸羽東線・鳴子温泉駅の南400mほどの鳴子温泉街にある。

境内入口は北東向きのようだが、
北側の道から、車で境内まで入れる。
温泉ホテルらしき建物の横に、細長い境内。

境内参道には、砂利が敷詰められていて綺麗だった。
参道脇には、相撲の土俵があるが、
当社例祭には、相撲が奉納されるらしい。
この奉納相撲は、
源頼朝による平泉征討の戦勝祈願の礼として
奉納されたことに始まるもの。

砂利の参道を歩くと鳥居が建っているが、
鳥居の脇には、小さな龍神の石碑が立っている。

参道を進むと社殿。
拝殿の後方に、垣に囲まれて流麗なフォルムの本殿がある。

参拝は夏休みの一日。
蒸し暑い午後の参拝で、
どこかの湯につかって帰ろうと思っていたが
参拝後にはすっかり忘れてしまった。残念。
温泉にある神社は、冬の方が良いかもしれない。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:59 PM

色來神社 (竹野町)

兵庫県の 色來神社(竹野町) を掲載しました。合計2168社。

兵庫県豊岡市にある。
山陰本線・竹野駅の南5Kmほどの竹野町林に鎮座。
竹野川に沿って1号線(日高竹野線)を南下し、
竹野町林の集落を西へ入ると、狭い道に境内入口がある。

鳥居の脇には「式内色来神社」と刻まれた社号標が立ち、
鳥居扁額には「色來大明神」と書かれている。

鳥居をくぐり参道の山道を少し登り、左手に曲がってさらに登る。

しばらく参道を上っていると、参道の石鳥居が見えてくる。
その鳥居をくぐって真っ直ぐ登ると、
少し開けた場所に境内社の祠が一つあるが、
当社境内へは、その鳥居をくぐらずに右手に引き返す方向へ進む。

尾根筋を歩いているような感じの参道を進むと、
社殿の建っている境内。
『式内社調査報告』には、本殿は萱葺流造と記されているが、
妻入りの社殿で流造には見えない。

参拝は五月の連休、朝の七時頃。
木々の茂った山道も綺麗に整備されていて歩きやすく
木々の間から射し込む太陽光の光の筋が美しい。
まるでハイキングをしているような参拝で、
ムチャクチャ気持ちが良かった。

創祀年代は不詳。
式内社・色来神社に比定されている古社。

当社の社号「色来」は「いろく」と読む。
一説には社地周辺が「色来谷」と呼ばれていたらしい。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:24 PM

多爾夜神社 (西伊豆町)

静岡県の多爾夜神社(西伊豆町) を掲載しました。合計2167社。

静岡県の西伊豆町にある。
安良里港から東へ500Kmほどの場所に鎮座。
136号線がバイパスになっており、その東側。
境内の横には、「安良里コミュニティー防災センター」がある。

あまり広くない境内の入口に石鳥居が立ち、
傍らには、予科練の英霊を祀る「忘れじの塔」。
鳥居をくぐると正面にコンクリートの社殿がある。

参拝は大晦日の午後。
当社も初詣の準備を終えたようで、
社殿の扉が施錠されていなかったので、中に入って撮影。
内部の本殿の前には、立派な賽銭箱が置かれているので
年末年始だけではなく、いつも施錠されていないのかもしれない。

本殿は朱塗りの流造。
コンクリートの社殿内に、キッチリと納まっているが、
今後の修繕はどうするのだろうか、
などと考えながら参拝した。

創祀年代は不詳。

式内社・多尓夜神社に比定されている古社。
『伊豆國神階帳』に「従四位上 たにやの明神」とある神社。
「たにや」とは「谷家」の意味という。

元は、当地から東へ800mほどの山中にあり
今は山神社が祀られており、
そばには、高さ60mの瀧があるらしい。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:19 PM

葛見神社 (伊東市)

静岡県の葛見神社(伊東市) を掲載しました。合計2166社。

静岡県伊東市にある。
伊東駅の南東1.2Km、南伊東駅の北東1,2Kmの馬場町に鎮座。
12号線(伊東修善寺線)から東へ入り、
伊東大川にかかる岡橋を越えて400mほど進むと
当社境内に突き当たる。
町名が馬場町ということは、
この、真っ直ぐな道は「馬場」だったのかもしれないなぁ、
と思いながらの参拝。

参拝日は、年末の休日の朝。
天気は良いのだが、陽射しが強く、
鳥居に向かうと、太陽が眩しかった記憶がある。

石の垣に囲まれた境内に入ると、
正面に社殿。
階段を登ると拝殿があり、その後方に本殿覆屋がある。
覆屋内の本殿は、『式内社調査報告』によると
神明造で、元禄十年の建築らしい。

境内の左手に、大きな老樟が聳えている。
樹齢千数百年ということで、天然記念物になっている。

当地は、古くより萳見・久須美、葛見などと称される地で
当社社号も、地名よりとられたものと思われる。

伊東家の支配地にあり、伊東家の崇敬篤い神社で、
式内社・久豆彌神社の論社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:52 PM

神明神社 (西伊豆町仁科)

静岡県の神明神社(西伊豆町仁科) を掲載しました。合計2165社。

静岡県の西伊豆町にある。
西伊豆町役場から北東1.5Kmほどの仁科に鎮座。

136号線から仁科川に沿って、59号線を北東へ進み、
海名野橋を越えて、南東の集落へ入り、
そのまま狭い道を進むと境内に到着。
社前には小川が流れているが、
その小川に沿って道がカーブしている場所にある。

参道の階段を登ると、
印象的な枝の木が立っており、その横に鳥居。
鳥居をくぐって、参道を突き当たると社殿がある。
拝殿の後方に、一段高く本殿覆屋がある。

参拝は元旦の朝。
鳥居には注連縄に蜜柑。
拝殿内にも御神酒などが供えられていた。

鎮座地の字名は、海名野というらしく、
当社の通称も、海名野神明社。

当社に関する由緒は未入手なので、
創祀年代・由緒はわからない。

式内社・仲大歳神社の論社の一つ。
式内社であれば『伊豆国神階帳』に
「従四位上 従四位上 なかおほとしの明神」とある古社。
ただし、仲大歳神社に関しては諸説あり、定かではない。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:26 PM

新具蘇姫命神社 (大田市)

島根県の新具蘇姫命神社(大田市)を掲載しました。合計2164社。

島根県大田市にある。
大田市駅の南4Kmほどの川合町吉永に鎮座。
375号線を南下すると、道路の東側に境内が見える。
375号線をそのまま南下すると、石見一宮の物部神社が鎮座している。

道路に面して入口の鳥居が立っており、
鳥居の左手に「新具蘇姫命神社」と刻まれた社号標が建っている。
「新具蘇姫命神社」と書いて「にいぐそひめのみことじんじゃ」と読む。
が、通称は吉永神社。
地図にも吉永神社と記されている。

鳥居をくぐり、階段の登ると境内。
広い境内の中央に大きな社殿が建っている。
拝殿の後方、垣の中に古色の本殿がある。
『式内社調査報告』には、神明造。
『神國島根』には、明神造と記されているが、
これは、春日造じゃないだろうか。

境内の左手には、変わった形の灯籠がある。

聖武天皇天平十三年八月三日の創祀。

式内社・新具蘇姫命神社に比定されている古社。
天長二年従五位を授けられた。

往古は、背後の新山(大仙山のこと?)に鎮座していたが
文治年間に現在地に遷座。
新山は新具蘇山とも呼ばれていたらしい。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:53 PM