箕勾神社 (松崎町)

静岡県の箕勾神社(松崎町) を掲載しました。合計2040社。

静岡県の松崎町にある。
松崎町役場から、那賀川に沿って
15号線を東へ4Kmほどの峰輪に鎮座。
もう少し東へ行くと道の駅がある場所。

当社の社号は、「箕勾」と書いて、「みのわ」と読む。
鎮座地の峰輪と関連しているのは明らかだが、
資料によっては、社号を「箕白」と書かれている。

15号線から狭い道を北上し、集落の中へ。
小川に沿って少し歩くと、小川にかかる小さな橋がある。
その橋が、参道入口。
神社を示すものが見当らなかったので
歩いていた地元の方に神社の場所を聞いたのが、
その橋の前だった。

橋を渡り、坂道を登ると階段。
階段を登ると、苔生した参道の中に、真っ赤な鳥居が鮮やか。
苔と、高い木々と、赤い鳥居と、暖かな木漏れ日。
それだけで、来て良かったなぁ、とシミジミ思う。
参拝は、正月元日の朝。
当社が初詣では無いが、年始から良い気分で参拝開始。

参道を進むと、広い境内。
中央に土俵があり、奥に社殿。
伊豆の神社は、拝殿と覆屋を兼ねた社殿が多いようで、
当社も、この社殿の中に、どっしりとした本殿がある。

社伝によると、延慶元年(1308)十一月の創祀。

『伊豆国神階帳』に「従四位上 みのわの明神」とある古社で、
式内社・箕勾神社の論社の一つ。

祭神は不詳となっているが、
應永三十二年(1425)の棟札には、天満大自在天神とある。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:38 PM

志波姫神社 (八樟新田)

宮城県にある 志波姫神社(八樟新田) を掲載しました。合計2039社。

宮城県栗原市にある。
くりこま高原駅の西2Kmほどの志波姫八樟新田に鎮座。
398号線(登米街道)の南にある森の中。
周囲は田圃。

ちょっと記憶があやふやで、境内入口が
どの方角を向いていかた覚えていないのだが、
社前は広い駐車場のようになっていて、
消防団のポンプ車格納庫がある。

白い鳥居をくぐると、木々の茂った暗い参道。
参道の奥が、明るい境内。
正面に赤い屋根の社殿があり、
左手に神楽殿。

社殿(拝殿)の後方、覆屋の中に
流造の本殿がある。
肉眼ではよく見えるのだが、
覆屋の格子のため、写真撮影がちょっと難しい。

社伝によると、
聖武天皇の御宇の創建。
延暦年間、坂上田村麿が東夷征討のおりに、
武運長久・五穀豊穣を祈願したといわれる古社で、
式内社・志波姫神社の論社の一つ。

もとは、伊豆権現と称し、
築館の玄光(源光)に鎮座していたが、
正保年間に焼失。その後再建されることもなく、
石祠に祀られていたという。

寛永十六年(1639)伊達家臣・古内重廣によって
伊豆権現の鎮座地、伊豆野原が開拓され
伊豆野堰の開削にともない、現社地へ遷座。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:42 AM

鹿島神社 (鳥谷野)

福島県にある 鹿島神社(鳥谷野) を掲載しました。合計2038社。

福島県福島市にある。
福島駅の南東2Kmほどの鳥谷野に鎮座。
4号線の東側、大型ドラッグストア横に細長い境内がある。

境内入口は、南東向き。
入口の鳥居の左手には、
「延喜式内 郷社 鹿島神社」と刻まれた社号標。

参拝は、夏休みの午後。
当社に到着した頃から、本降りとなり
大粒の雨が落ちてきたので、
しばらくドラッグストアの駐車場に車を停めて雨宿り。
夕立だったようで、すぐに雨は止み、参拝開始。

鳥居をくぐり、木々の参道を歩く。
参道脇には、スベリ台などの遊具が設置されている。
100mほど進むと、境内の鳥居。
入口の鳥居は石鳥居だが、こちらは木製。
さらに参道を進むと、一番奥にコンクリート造の社殿がある。
社頭の案内板によると、昭和五十一年に再建されたもの。
淡い朱色が、ピンク色に見える。

とにかく細長い境内、というよりも参道が主。
参道の左側には、長くフェンスが連なり、
隣りの店の大きな駐車場がある。
昔は、さぞ広大な境内だったのだろうと想像しながら参拝する。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:07 PM

白山神社 (あわら市伊井)

さらに引き続き白山神社。
福井県の 白山神社(あわら市伊井) を掲載しました。合計2037社。

福井県あわら市にある。
北陸本線・芦原温泉駅の南東3Kmほどの伊井に鎮座。
伊井の集落の東側に、たぶん、西向きに境内がある。
「たぶん」というのは、記憶が曖昧なのだ。
たぶん、西向きに間違いないと思う。

晴天の青空なのに、
天頂部にのみ薄い綿のような雲が湧いていた日。

境内は、比較的新しく整備された雰囲気で、
木々も少なく、社殿周囲には砂利が敷かれている。
境内の記念碑によると、社殿も平成十五年に改築されたようで、
まだまだ新しさが目立つ神社で、非常に明るい印象。

境内奥の社殿も立派だが、
拝殿後方の覆屋も立派で、本殿を確認し忘れた。
江戸時代後期の建築を、最近、修理したらしい。
案内によると、立派な彫刻が施されているようだ。

創祀年代は不詳。由緒も不詳。

境内案内によると、継体天皇も参拝したという古社。
当社近傍に、一井の池があり、
その神水を、継体天皇の奉呈したところ、
喜ばれて「兎鳥の池」と名付けられたという。
(『福井県神社誌』には「鬼鳥の池」とある)

当地は、もと伊伎村と称したが、
この池に因んで、伊井と改称されたという。

境内社の神明神社が、式内社・伊伎神社の論社。
大正四年に廃社となり、白山神社に合併後、
現在は境内社となっている。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:24 PM