岩根神社 (江津市)

島根県の岩根神社(江津市)を掲載しました。

島根県江津市にある。
江津駅の南西1.5Kmほどの嘉久志町に鎮座。
9号線と9号線バイパスの間に境内がある。

表参道は東側(やや南向き)。
柏紋を付けた燈篭が建ち、石鳥居から緩やかに登る参道。
南側には白い鳥居が建っており、階段の前で表参道と合流。

参道階段を上ると砂の境内。
参道を進み階段を上ると、瓦葺の拝殿がある。
拝殿の後方には流造の本殿。

本殿の左手に境内社の祠があるが、
左に一つ離れた金毘羅神社。
右に、幾つかの神社を祀った祠がある。
祀られているのは、
左から、荒神神社、稲荷神社、護王神社、皇子神社、王子神社。

寛永二十一年甲申八月出雲国日御碕神社より勧請。
平成六年には鎮座三五〇年祭が執行されたという。

明治六年村社に列した神社。

『式内社調査報告』には、式内社・山邊神社の論社(類社)が
明治四十二年五月十日、境内社・稲荷神社に合祀されたと記されている。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:30 PM

天満宮 (おおい町)

福井県の 天満宮(おおい町) を掲載。

福井県のおおい町にある。
小浜駅から南西へ162号線で17Kmほどの名田庄下に鎮座。
南川に沿って162号線を進み、
名田庄体育館を過ぎて1.5Kmほどで北へ入ると苅田比賣神社があるが、
苅田比賣神社から西へ300mほどの位置。
道の北側に小さな境内がある。

正確な場所はよく覚えていないが、
近くにお城のような建物(個人宅?)があったような、無かったような。
そんな場所。

石組の上に、背の高い木が聳え、
その根本、木陰の中に社殿があるだけの簡素な神社。
社殿前の燈籠に「天満宮」と刻まれていたので
なんとか社号を確認できる。

一説には、苅田比賣神社の古社地であるという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:28 PM

苅田比賣神社 (おおい町)

福井県の 苅田比賣神社(おおい町) を掲載。

福井県のおおい町にある。
小浜駅から南西へ162号線で17Kmほどの名田庄下に鎮座。
南川に沿って162号線を進み、
名田庄体育館を過ぎて1.5Kmほどで北へ入ると境内がある。

社前の川に橋がかかっており、橋の向こうに社域の森。
森の入口に石鳥居が建っており、
鳥居の左手に「式内村社 苅田比賣神社」と刻まれた社号標。

鳥居をくぐると広い境内で、
周囲に木々が聳え、まるでドームの中。
境内奥に青い屋根の拝殿があり、
その後方、石垣の上に同じく青い屋根の本殿覆屋がある。
本殿内部には御神像十二体、薬師如来像一体が安置されているとか。
神仏習合によって、当社の本地は薬師如来であった。

社殿の右手に、天然記念物の大きなムクの木があり、
根本には境内社らしき祠が祀られている。

延宝三年(1675)の『由緒記』では、
大同二年(807)三月十六日の創祀。
明細帳では、大同元年の建立。
貞享三年(1688)の棟札では、
平城天皇の御宇、大同二年の建立。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:52 PM

住吉神社 (静岡市)

静岡県の 住吉神社(静岡市) を掲載しました。

静岡県静岡市にある。
静岡駅の西1.5Kmほどの一番町に鎮座。
362号線(昭和通り)から一本北へ入った道に境内がある。

境内入口は南西向き。
アスファルトの境内は小さく、数代の車が駐車され、
駐車場を兼ねているような、典型的な街中の神社。

境内入口の鳥居には「住吉神社」の扁額がかかっているが
鳥居右手の社号標には「神饌幣帛 供進指定 中津神社」と刻まれている。
当社社号は、以前は中津神社と称していたが、
現在は住吉神社が正式名となっているらしい。

境内の奥に、瓦葺の社殿が一つ。
中に本殿が格納されている感じだが、
扉が閉まっていて中を確認していない。

社伝によると、天平神護元年三月の創祀。
明治八年二月に村社に列した神社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:37 PM

油日神社 (甲賀市)

滋賀県の 油日神社(甲賀市) を掲載しました。

滋賀県甲賀市にある。
草津線・油日駅の東2Kmほどの油日に鎮座。
油日岳(698m)の北西麓に境内がある。

杣川に沿うように131号線を東へ進み、
神宮寺あたりで131号線から東へ入ると、
参道入口の鳥居が建っており、
鳥居の右手に「縣社油日神社」と刻まれた古い社号標。

鳥居をくぐり参道を進むと左手に手水舎。
さらに参道を進むと、石垣に挟まれた参道の奥に
重要文化財である回廊付きの楼門。
左右の回廊が両手を広げて参拝者を迎えているような感じ。

楼門をくぐると社殿のある境内。
境内左右には楼門から続く回廊があり、
正面には、これも重要文化財の拝殿。
拝殿扁額には、大きく「鎮護」の文字が描かれている。

拝殿の後方、垣に囲まれて同じく重要文化財の流造本殿。
本殿の左手前には、樹齢750年、樹高35mの
県指定自然記念物のコウヤマキが聳えている。

創祀年代は不詳。
社伝によると、用明天皇、あるいは天武天皇の頃であるという。

当社を式内社・川枯神社とする説があるのだが
当社は、三代実録に元慶元年(877)十二月三日、
「授近江国正六位上油日神従五位下」とあり、
同じく三代実録に貞観三年(861)四月八日、
「授近江国従五位下川枯神正五位下」とあり、
近接した時期に二社は別の神社として記載されており
川枯神社の方が、油日神社より上位に位置づけられている。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:09 PM

小幡神社 (亀岡市)

京都府の 小幡神社(亀岡市) を掲載しました。

京都府亀岡市にある。
亀岡駅の西3Kmほどの曽我部町に鎮座。
亀岡駅から西へ進み、京都丹波道路を越えてさらに1Kmほど。
372号線から、亀岡運動公園野球場辺りで南下して400m。
犬飼川の西岸に境内がある。

車道から下る階段が参道。
参道脇には「延喜式内 小幡神社」と刻まれた社号標。
参道入口は狭く、小さな境内を想像させるが
参拝すると懐の深い神域であることがわかる。

階段を下ると、砂利の参道に鳥居が建っており
参道を進むと拝殿がある。

拝殿の奥、階段の上に本社社殿があるが、
階段手前、境内左右に境内社がある。
右手には、祖霊社・百太夫社があり、脇に大きな石。
左手には、愛宕社があり、脇に社日がある。
社日とは五角形の石の柱に五柱の神々を刻んだもの。
出雲などの山陰に多く見られるものだが、
亀岡は出雲文化の影響が残っている地ということだろうか。
ちなみに、刻まれている五柱の神々は、
農業祖神・天照大神、五穀祖神・倉稲魂命、五穀守神・大己貴命、
五穀護神・少彦名命、土御祖神・埴安媛命。

階段を上ると正面に流造の本殿があり、
本殿前には参拝用の屋根が付けられている。

創祀年代は不詳。

社伝によると、開化天皇の第二皇子・崇神天皇の十年、
四道将軍丹波道主命が崇神天皇の父・開化天皇を祀ったのが当社の起源。
開化天皇の第三皇子・彦坐王と彦坐王の御子・小俣王を配祀した古社で、
和銅元年(708)大神狛麻呂が社殿を造営したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:06 PM