八幡神社 (氷見市朝日丘)

富山県にある、八幡神社(氷見市朝日丘) を掲載しました。

富山県氷見市にある。
氷見駅の西1Kmほどの朝日丘に鎮座。
160号線と76号線の交差する交差点の北東角に境内がある。
仏生寺川・万尾川にかかる新八幡橋の北詰。
十二町潟の入口にあたり、古墳型の小丘の上にある。

境内入口は東向き。
小丘の麓に「八幡神社」と刻まれた社号標が立ち、
石鳥居の右脇に手水舎。鳥居をくぐり狭い石段を上ると
丘の頂上部に社殿がある。

拝殿は瓦葺入母屋造り平入りで、本殿は拝殿の後方、覆屋の中。
拝殿扁額には「八幡宮」とある。

参拝は十月後半の朝六時頃。ちょうど日の出の頃で社殿には明かりが灯っていた。
狭くてこじんまりとした境内だが、昇る朝日を正面に受けて美しかった。

通称は、村上の宮(むらかみのみや)。
由緒書きのよると当地は旧布勢湖の入口にあたるらしい。

創建は大友家持と伝えられ、
昔、悪亀が汐を吹き上げて田圃に害をなしたため、
磐で圧し殺して鎮めた場所で、「シヅメの森」「鈿女(うづめ)森」「雀森」とも呼ばれたらしい。

由緒書きによると、これは湖西湖の逆流によって田畑が被害を受けるため、
付近一帯の岩磐浅瀬を利用して治水を行った祖先の姿を語るものであるという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:55 AM