前橋東照宮

群馬県の前橋東照宮を掲載しました。

群馬県前橋市にある。
前橋駅の北西2Kmほどの大手町に鎮座。
利根川の東側にある前橋公園の横。大手町交差点の角に境内がある。

境内入口は東側だが、駐車場入口は北側にあるので
車を停めて一度境内を出て、東側から入り直して参拝。
参拝は11月後半の早朝6時過ぎ。
11月は七五三などで参拝客が多いので街中の大きな神社へは
だいたいそんな時間に参拝することが多い。
よって、残念ながら御朱印はいただいていないのだ。

石の神明鳥居の脇に「縣社 東照宮」と刻まれた社号標。
当社は通称を権現様、正式名は東照宮だけど、
他の東照宮と区別して、当サイトでは前橋東照宮と記しておく。

鳥居をくぐると左手に手水舎。右手に車祓所。
参道を進むと左手に社務所があり、正面に社殿がある。
社殿の前に掲げられた御神燈の提灯に赤い葵紋が描かれていた。
早朝の参拝で、空は明るくなっていたけど、境内はまだ暗く、
御神燈のオレンジの光と褐色の社殿が美しい。

拝殿は瓦葺入母屋造平入。
後方に垣に囲まれた本殿は銅板葺のようだがよくわからなかった。
垣の前方には唐破風付きの中門がある。

徳川家康の次男・結城秀康の四男で、前田藩主の祖である直基が
松平姓を賜り、越前勝山城主に任ぜられた寛永元年六月六日、
祖父である家康公の遺徳を敬慕して、同地に創祀。

その後、松平家は二百四十余年間に十三回の移封にあい、
その都度、各地に奉遷したという。

寛延二年(1749)松平朝矩の時に前橋藩への移封されたが
その後、武蔵川越藩へ移り、慶応二年(1866)、
松平直克の時に、再び川越藩から前橋藩へ戻り、
当社も明治四年現在地に遷座。昭和四年県社に列せられた。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:21 PM