姫宮神社 (富士川町)

山梨県にある、姫宮神社(富士川町) を掲載しました。

山梨県の富士川町にある。
身延線・鰍沢口駅の西7Kmほどの高下の仙洞田に鎮座。
富士川を渡って52号線から406号線を西へ進み、八幡トンネルを通過して500mほど、道から東を眺めると小川のほとりに社域の杜が見える。

境内は狭い道が湾曲した場所にあり、朱の両部鳥居が立っている。
鳥居をくぐり階段を数段上ると瓦葺の拝殿があり、拝殿の後方、覆屋の中に本殿がある。

当社の正式名は諏訪神社。
鎮座地である仙洞田ゆかりの姫を合祀しているため、一般には姫宮神社と呼ばれて親しまれている。

当社の創祀年代等は不明。
仙洞田地区の氏神として崇敬されている神社。

昔、当地に住んでいた仙洞田何某という若者が宮中に仕え、帰宅に際して、浅黄媛という姫をいただいた。

姫は、この部落で生活することになったが、農家の仕事がわからず、ある日、麦を臼でつけどもつけども麦の皮がむけず、悲しみのあまり涙を流したという。

ところが、その涙がついていた麦にこぼれ、麦をつくことができた。
麦つきには水を入れることを知らなかったという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:38 AM