2013年9月17日
朝日神社・夕日神社 (氷見市)
富山県にある、朝日神社・夕日神社(氷見市) を掲載しました。
朝日神社 |
夕日神社 |
富山県氷見市にある。
氷見駅の北9Kmほどの小境に鎮座。
富山湾を右手に見て160号線を北上すると脇方を過ぎたあたりに短いトンネルがある。
そのトンネルを抜けると小境海水浴場があるが、トンネルを抜けてすぐの場所、
大栄寺の南の丘の上に境内がある。
160号線の脇に境内入口の鳥居が北向きに立っており、
鳥居の横には「朝日神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと「金刀比羅大権現」と刻まれた石碑が祀られていて
右手の参道階段を上ると社殿のある境内。
よって社殿は東向き。
社号の朝日に相応しく、朝日を正面に浴びて鎮座している。
参拝は10月後半の朝7時頃。
境内から見える富山湾は、朝日にキラキラと輝いていた。
『富山県神社誌』によると、当地は鎌倉時代以前に伊勢神宮の神領地となり、
その時に勧請されたという古社。
朝日神社から北へ500mほどの場所、中学校の北側に夕日神社がある。
資料にある住所は小境となっているが、地図でみると大境となっている。
参道入口は東向き。参道を進むと鳥居が建っており、
鳥居の脇には「夕日神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと、右手の斜面に社殿のある境内。
階段を上ると、朝日神社と似た感じの拝殿があり、
拝殿の後方、岩の上に本殿。
朝日神社が朝日の上る東を向いていたので、西向きを期待していたが
当社の社殿は南(やや西向き)を向いていた。
ただ、鳥居をくぐって参道を進み、右手の階段を上ると社殿がある構造は、
朝日神社、夕日神社共通であるのが面白い。
『富山県神社誌』には当社の創祀に関する記述はないが、
たぶん、朝日神社同様、当地が伊勢神宮の神領地となったおりに勧請されたものだろう。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 3:50 AM