小石神社 (前橋市)

群馬県の小石神社(前橋市)を掲載しました。

群馬県前橋市にある。
両毛線・前橋駅の北西6Kmほどの敷島町に鎮座。
敷島公園の近くの住宅地の中に垣に囲まれた境内がある。

境内入口は南向き。
神明鳥居の扁額に「小石神社」とあり、
右脇の社号標には「宗教法人小石神社」と刻まれている。
鳥居をくぐると砂利の境内。
昭和四十六年七月に現在地に遷座されたらしく
まだまだ新しく、綺麗に整備された街中の神社という印象。

参拝は十一月の早朝、日の出の頃。
境内に朝日が射し込んで、清々しい境内。
境内に入って左手に社務所があり、御守りなども売ってるようだが
参拝した時には閉まっていた。

境内の参道を進むと、コンクリートの社殿。
拝殿・本殿ともに神明造だ。
社殿の前に、祭神・素盞鳴尊が出雲で詠んだ
「八雲立つ 出雲八重垣妻籠みに 八重垣作るその八重垣を」の石碑。
境内右手には1mほどの立石が祀られていた。

社殿の右手には、青色や黄色に塗られた祈願石の小石が積まれ
健康祈願の願い事が書かれていた。
その小石の奥に赤い石が置かれていたが、
これが、当社の社号の元となった小石だろうか。

創祀年代は不詳。
上野国神名帳に「正五位上 小石明神」とある古社。

社伝によると、日本武尊東征のみぎり、
南橘村(現南橘町あたりか)の橘山の山頂に
一つの石を置いて素盞鳴尊を祀り戦勝を祈願したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:20 AM