新治神社 (黒部市)

富山県にある、新治神社(黒部市) を掲載しました。

富山県黒部市にある。
北陸本線・生地駅の南西1.5Kmほどの生地に鎮座。
2号線を南西に進み、少し西へ入った場所に境内がある。

境内入口は南側。
広い参道に「郷社 新治神社」と刻まれた社号標が立ち、
参道を進むと石鳥居。
参道の左手には広い緑の広場になっている。

鳥居をくぐり参道を進むと左手に手水舎があり、
垣に囲まれた境内がある。
境内に入ると、参道に鳥居が立ち、
鳥居の左右に建物があるが参籠所だろうか。

さらに参道を進むと正面に瓦葺入母屋造の大きな拝殿。
拝殿の後方にある本殿は覆屋の中で見られなかった。

社殿の左側に空き地があり、中央に「狐塚稲荷」と刻まれた石柱。
社殿の右手には、神庫を兼ねて馬神が祀られ
入口の左側に栗毛色の神馬像。右側には白馬の神馬像がある。

参拝は十月の曇天の午後。
どんよりとした天気で写真がやや暗め。
境内左手の緑の広場が青々として、広くて清々しい神社なのだが
僕の写真では、うまく伝わらないのが残念。

創祀年代は不詳。
旧記などによると天智天皇の頃の創祀という。
「三代実録」元慶七年(883)十二月二十八日、
「越中国正六位上新治神」に神階従五位下を授けられたとあり、
国史見在社、式外社・新治神に比定される古社。

境内の左手に草の広場があり、その横に池がある。
池の中には月見嶋という島があり、石碑は石祠。

この池は「とやまの名水」に指定されている清水で
黒部川周辺に降った雨が地下水となって湧き出た水。
当地が昔、「越之湖」と呼ばれた湖であった名残りで、
今も透明で綺麗な水が湧き出している。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:24 PM