城南宮 (伏見区)

京都府の 城南宮(伏見区) を掲載。


京都府の京都市伏見区にある。
近鉄京都線・竹田駅から1.5Kmほどの中島鳥羽離宮町に鎮座。
竹田駅から南へ500m進み、新城南宮道を西へ1Km弱。
阪神高速を越え、白河天皇陵を横目に見て進み、
京阪国道の手前。京都南I.C.の南に境内がある。

境内入口は東西にあり、
車は京阪国道に面した西側入口から。
僕は徒歩だったので、東側入口から入った。

参道を西に進むと、眞幡寸大神を祀る摂社・真幡木神社。
さらに進むと、唐渡天満宮とも称され、菅原道眞を祀る芹川神社。
それぞれ参道に面して南向きに鎮座。

さらに進むと、東南向きに境内入口の朱の鳥居が立っている。
東西の参道入口にある鳥居の扁額には「城南離宮」とあるが、
この鳥居の横には「城南宮」と刻まれた社号標。
鳥居の向かいには、天照大神を祀る三照宮社が北向きに鎮座。

鳥居をくぐり境内に入ると、境内中央に舞殿のような拝殿。
拝殿の奥に社殿があり、塀に囲まれて流造の本殿がある。

参拝した日は、境内左手の建物が工事中で白い塀に覆われていた。

社殿のある境内周囲には、曲水の宴などが行われる
美しい庭があり、季節の花々が咲いているらしいが、
僕は拝観していない。
また、京阪国道の向かい(西側)に鳥羽離宮跡があるが行ってない。
参拝の前日、宇治周辺をダラダラと歩き回って足を痛め
この日は、あまり歩きたくなかったのだ。

朱の鳥居の脇に手水舎があるが、「菊水若水」と呼ばれる井戸水で
あらゆる病に霊験があるらしい。僕は参拝時にこのことを知らず、
いつものように口をすすいで吐き出してしまったが、
ちゃんと飲んでおけば足の痛みも無くなっていたのだろうか。

東大寺のお水取りの水は、
若狭・遠敷川から「菊水若水」を通って、
二月堂の若狭井に達すると伝えられているらしい。

創祀年代は不詳。
社伝によると、神功皇后が三韓征伐の軍船に立てた御旗を
八千矛神の御霊を添えて当地に納められたことを起源とする。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:26 PM