船井神社 (八木町)

京都府の 船井神社(八木町) を掲載しました。

京都府南丹市にある。
八木駅の北5Kmほどの八木町船枝に鎮座。
鎮座地の名を才ノ上という。

八木駅から東へ。
大堰川にかかる大堰橋を超えて左折し26号線を北上。
4Kmほど北上した地点で西は入ると小学校の隣に
南面した境内がある。

道路に面して境内入口の鳥居が立ち、
境内は白壁で囲まれている。
鳥居の左手に、竹垣に囲まれた祠があり
傍らに安倍貞任の腕を祀った腕守社(かいなもり)があり
宝筐院塔が祀られている。

鳥居をくぐると、綺麗な境内。
参道の両脇に、円柱が二本ある。
文覚池が決壊した時に破損した鳥居の足だそうだが
幡日佐神社では、大堰川経由で鳥居を幡日佐神社へ鳥居を運ぶ途中、
長かったので2尺ほど切って残したものだと伝わっている。

境内中央に拝殿があり、馬の絵や彫刻が奉納されている。

拝殿の後方、少し離れて垣に囲まれた美しい本殿が鎮座。
境内の隅には、磐座とも考えられる船石が祀られている。
一説には、伊勢の神宮の遥拝所であるとも。

創祀年代は不詳。

最初は住吉明神と呼ばれていたが、
保延二年(1136)、国司藤原家保が春日大明神を勧請し、
近隣数ケ村の氏神となった。

江戸時代には、かやもり明神とも春日明神とも呼ばれているが
式内社・船井神社に比定されている古社なのだ。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:51 PM