2009年10月14日
神使 神のつかわしめ
A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:35 AM
島根県の八幡宮(旭町和田)を掲載しました。
島根県の旧旭町(現浜田市)にある。
浜田市旭支所の西2.5Kmほどの旭町和田に鎮座。
7号線の南に境内があるのだが、記憶があいまい。
ひょっとすると、7号線の一本南の道路に面していたかもしれない。
参道の階段をのぼると鳥居が建っており、
扁額には「八幡宮」の文字。旭町の八幡宮は
みな「八幡宮」というのが正式名なので
区別のために鎮座地名を頭に付けて呼ぶようだ。
よって当社の通称は、和田八幡宮。
鳥居をくぐると、右手に手水舎があり、
左手に、杵市山神社と杦神社の合祀された祠がある。
参道を進み、階段を上ると神門があり、
神門の奥が社殿のある境内。
境内中央に大きな瓦葺の拝殿がどっしりと鎮座。
拝殿の後方、石組みの上に流造の本殿がある。
拝殿の左手、社務所との間に鳥居が建っており
奥に境内社の山辺神社がある。こちらの本殿も立派な流造だった。
社伝によると、
寛元元年(1243)の創祀。
名古屋城主福屋藤兵衛藤原兼広が、仁知三年(1242)鎌倉の合戦で利を失い
陣中において、鶴岡八幡宮に祈願し、加護を得たので、
石見国へ帰国後、寛元元年四月九日、
舎弟の山辺神社神主の山根左京之進藤原好兼を鎌倉に遣わし、
御分霊を七谷山に勧請したのが当社の創祀。
境内左の山辺神社は、
白雉三年(652)大和国石上神宮より
布都魂大神・布留魂大神の御分霊を勧請した古社。