物忌奈命神社 (神津島)

伊豆諸島・神津島の物忌奈命神社(神津島) を掲載しました。

東京から180Km南にある神津島にある。
島の西側にある(前浜)神津島港のすぐ近く。
船客待合所付近から東を見ると、小高い丘の上に鳥居が見える。

坂道(あるいは階段)を登ると、参道入口の鳥居が建っている。
鳥居をくぐり参道階段を登ると、もう一つの鳥居。
こちらの鳥居は金属っぽい感じ。
鳥居の右脇に小さな鳥居があり、石祠が祀られている。

参道を進むと、曲がりくねった枝を持つ木のアーチ。
ちょっと南国っぽい雰囲気の中を進むと、神門がある。

神門をくぐると砂の境内。
参道正面に社殿があり、左手に手水舎。
社殿は瓦葺の拝殿と、後方に同じく瓦葺の本殿。

通称は明神様。
創祀年代は不詳。

祭神は、物忌奈命。
言い伝えでは、三島大神(事代主命)の嫡子で神津島の開祖、
長浜・阿波命神社に祀られている阿波咩命は母神。

『続日本後紀』によると、
神津島は、上津島と呼ばれ、
承和五年七月五日、大噴火があった島。

噴火による造島の霊験により
直後の承和七年(840)無位から従五位下を贈られ、
嘉祥三年(850)従五位上、
仁寿二年(852)正五位下に進められた古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:07 PM