豊栄稲荷神社 (渋谷区)

東京都渋谷区にある豊栄稲荷神社(渋谷区) を掲載しました。

東京都渋谷区にある。
渋谷駅の東500mほど、道路を挟んで金王八幡宮の南に鎮座。
六本木通りと明治通りの中間あたりに南東向きの境内がある。

階段を上ると石鳥居があるが、その先に、
稲荷社特有の朱の鳥居が並んでいる。

境内西奥に、朱の鮮やかの社殿。
妻入の拝殿の後方に、流造の本殿。

境内左手には、社務所を兼ねた研修道場「蔵脩館」がある。
社務所は無人だったので、
隣りにある金王八幡宮で当社の御朱印をいただいた。

参拝は東日本大震災のの当日。
渋谷から新宿、池袋へ北上する途中、
高田馬場で震災に遭遇した。

境内の由緒石碑によると
鎌倉時代、金王八幡宮を創建した
河崎土佐守基家の曾孫・渋谷高重によって
渋谷川のあたり、現在の渋谷駅近くに創祀された。

昭和三十一年、道玄坂上に鎮座していた豊澤稲荷神社を合祀。
さらに、昭和三十六年、東京都の区画整備により
現在地に遷座した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:25 PM

辛科神社 (吉井町)

群馬県の辛科神社(吉井町)を掲載しました。

群馬県高崎市にある。
上信電鉄・西吉井駅の南2Kmほどの神保に鎮座。
254号線を越えて南へ入ると、上信越自動車道の手前に境内がある。

境内入口は南東向き。
「多胡郡総鎮守 辛科神社」と刻まれた社号標と
新しい白い鳥居が立っている。

鳥居をくぐると、右手に手水舎。
参道を進み、階段を上ると随神門。
随神門には金属製の狛犬が安置されている。

随神門をくぐると、社殿のある境内。
正面に入母屋造の拝殿があり、
拝殿の後方に美しい彫刻のある流造の本殿。
拝殿の扁額には「郷社辛科神社」。

境内左手には神楽殿。
社殿の右手には、多胡碑のレプリカと境内社。

参拝は晩秋の十一月。
空気は冷たく、日射しは暖かい、平日の午後。

社伝によると、大宝年間(701~)、
朝鮮半島の新羅系渡来人によって創祀された神社で、
『上野国神名帳』に「従二位 辛科明神」とある古社。
よって祭神は新羅系と考えられる須佐之男命と御子神の五十猛命。

和銅四年(711)三月、
片岡郡、緑野郡、甘楽郡のいくつかの里を分割して
新たに多胡郡を設置した際、多胡郡総鎮守として崇敬されてきたといい、
辛科(カラシナ)の神号は、甘楽郡から分割された韓級(カラシナ)郡に由来する。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:32 PM

移田八幡宮 (高岡市)

富山県にある、移田八幡宮(高岡市) を掲載しました。

富山県高岡市にある。
城端線・戸出駅の東4Kmほどの中田に鎮座。
9号線を東へ進み、庄川にかかる中田橋を渡って1Kmほど。

境内入口は東向き(やや南寄り)。
境内の後方は「鎮守の森公園」となっているようだ。

境内入口には「郷社移田八幡宮」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると、参道右手に手水舎があり、
参道正面に、瓦葺入母屋造の拝殿がある。
拝殿の後方、垣の中に中門があって、その奥に本殿。
本殿は唐破風向拝付きの流造。北陸らしく、
拝殿にはガラスの、本殿には板の雪囲いがある。

参拝は10月下旬、秋の日の午後。
すでに陽が傾き始め、西日による逆光に苦労しながらの撮影。
撮影には苦労するが、西日の射す境内は、
「夕方」「放課後」「家路」などの単語を思い起こさせ
哀愁というか、しみじみと心に染みる静かさがある。

創祀年代は不詳。
中田の宮とも称される、移田郷の総社。

社伝によると白鳳年中の創祀とも伝えられ、
三代実録に、貞観五年(863)八月十五日、従五位下を授けられた
杉田神は当社のことであるという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:25 PM