2012年12月7日
辛科神社 (吉井町)
群馬県の辛科神社(吉井町)を掲載しました。
群馬県高崎市にある。
上信電鉄・西吉井駅の南2Kmほどの神保に鎮座。
254号線を越えて南へ入ると、上信越自動車道の手前に境内がある。
境内入口は南東向き。
「多胡郡総鎮守 辛科神社」と刻まれた社号標と
新しい白い鳥居が立っている。
鳥居をくぐると、右手に手水舎。
参道を進み、階段を上ると随神門。
随神門には金属製の狛犬が安置されている。
随神門をくぐると、社殿のある境内。
正面に入母屋造の拝殿があり、
拝殿の後方に美しい彫刻のある流造の本殿。
拝殿の扁額には「郷社辛科神社」。
境内左手には神楽殿。
社殿の右手には、多胡碑のレプリカと境内社。
参拝は晩秋の十一月。
空気は冷たく、日射しは暖かい、平日の午後。
社伝によると、大宝年間(701~)、
朝鮮半島の新羅系渡来人によって創祀された神社で、
『上野国神名帳』に「従二位 辛科明神」とある古社。
よって祭神は新羅系と考えられる須佐之男命と御子神の五十猛命。
和銅四年(711)三月、
片岡郡、緑野郡、甘楽郡のいくつかの里を分割して
新たに多胡郡を設置した際、多胡郡総鎮守として崇敬されてきたといい、
辛科(カラシナ)の神号は、甘楽郡から分割された韓級(カラシナ)郡に由来する。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:32 PM