2015年3月28日
竹大與杼神社 (明和町)
三重県の竹大與杼神社(明和町) を掲載しました。
三重県の明和町にある。
近鉄明和駅の北西5Kmほどの大淀に鎮座。
713号線を北上し23号線を越えて60号線に入って西へ進み、大堀川を越えて200mほどで海側(北東)へ入った場所に境内にある。
境内入口は北東向き。
鳥居の右脇に「延喜式内竹大與杼神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと右手に手水舎。
参道奥に当社の社殿が南東向きに並んでいる。
拝殿は切り妻造平入で、背後の垣の中に神明造の本殿。
拝殿の右手には祓所と大霊社(護國の英霊)。
左手には豊歳稲荷神社(宇賀魂神)と山神、橿原神宮遥拝所などがある。
参拝は三月中旬。天気の良い日の正午頃。境内に茂る木々の木漏れ日が暖かい。そんな参拝だった。
『倭姫命世記』によると、垂仁天皇の御代、皇女倭姫命が天照大神の御神霊を奉載し、飯野の高宮より五十鈴川上に行幸のおり、佐々牟江宮から大淀浦を航行の際、風浪がなくて海水が「大与度に与度美」て御船の航行が安全であったため、倭姫命は大いに喜んで大与度社を定められたという神社で、式内社・竹大與杼神社に比定される古社。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:29 PM