栴谷神社 (砺波市)

富山県にある、栴谷神社(砺波市) を掲載しました。

富山県砺波市にある。
砺波駅の南東9Kmほどの井栗谷に鎮座。
17号線から25号線に入り、雄神大橋を渡って庄川を越え、井栗谷トンネルを抜けたところ、25号線の東側に境内がある。

境内入口は南西向き。
鳥居をくぐり境内に入ると左手に手水舎。
右手に社号標と万葉歌碑がある。当社は万葉集に「いもが家に いくりの杜の藤の花 今こむ春も 常かくし見む」と歌われた伊久里の杜。
ただし、伊久里の杜の万葉和歌については越中説の他に、大和説、越後説などがあり定かではないらしい。

参道を進むと参道右手に綽如杉(しゃくにゅすぎ)。
明徳元年(1390)井波町瑞泉寺を開いた綽如上人の手植えの杉と伝えられている。

参道正面には瓦葺流造の拝殿があり、拝殿の扁額には「八幡宮 神明宮」とある。
本殿は拝殿の後方の覆屋の中。参拝した時には前面の扉が開けられていた。

『富山県神社誌』によると、明治四十二年、神明宮と八幡宮を合祀して栴谷神社と改称した神社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:56 PM