吾妻神社 (中之条町)

群馬県の吾妻神社(中之条町)を掲載しました。

群馬県の中之条町にある。
吾妻線・中之条駅の北東1.5Kmほどの横尾に鎮座。
145号線と名久田川に挟まれた場所に境内がある。

145号線側にも鳥居があり、境内の横から入る事が出来るが、
145号線から東に入ると南向きに境内入口の赤い鳥居が立っている。
鳥居の足元に「郷社吾妻神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと右手に手水舎があり、正面に赤い屋根の神門。
神門をくぐると社殿のある広くて大きな境内。
境内左手に参集殿があり、右手に額殿や神楽殿が建っている、

拝殿は銅板葺き入母屋造妻入で、後方の本殿は流造。
拝殿には彩色された龍の彫刻が施されていた。

参拝は十一月の初旬。
木漏れ日がありがたい、肌寒い日の午前十時。

創祀年代は不詳。
一説には和銅年間の創祀とも伝えられる古社だが、
文化年間の火災によって社殿、古記録が焼失し詳細は不明となったらしい。

古来、国司、武将の尊崇され、吾妻郡全郡に及び崇敬されていたという大社。

児持山七社、あるいは吾妻七社明神と称される神社の一つ。
通称は、和利宮(わりのみや)。
境内の由緒書には、和流宮とあり唐流に対する大和流の意味で、
そのため当社の主祭神は大穴牟遅命であると記されている。
その後、和流宮が割宮、和利宮へと変化したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:53 PM