2013年10月4日
手速比咩神社上社・下社 (宝達志水町)
石川県にある、手速比咩神社上社・下社(宝達志水町) を掲載しました。
下社 |
上社 |
石川県の宝達志水町にある。
七尾線免田駅の東3.5Kmほどの東間、宝達山(637m)の西麓に下社があり、
下社から約7Kmほど東にあるの宝達山(637m)山頂に上社が鎮座。
山頂まで車道が延びており、車でも参拝ができる。
宝達山は能登の最高峰だそうで、信仰の山であり、金山としても知られているらしい。
参拝は十月中旬、曇天の午後。
免田駅方向から宝達山を目指している時、宝達山上に雲が広がっていた。
当社の社号「手速比咩」は「テハヤヒメ」と読む。
宝達山西麓、前田川沿いの車道脇に手速比咩神社下社がある。
参道入口に「手速比咩神社」と刻まれた社号標が立ち、
鳥居をくぐって参道を進むと、境内入口の鳥居。
脇には「式内手速比咩神社」と刻まれた社号標が立っている。
その鳥居をくぐるとツバキの群生している境内。
開花の季節に来れば、きっと美しい境内なのだろう。
そのツバキの奥に当社の社殿。社殿の向きは西向きなので、
宝達山に向かって参拝することになる。
境内にはツバキの他に、町指定文化財で石川県の木である
アテ(能登ヒバ、ヒノキアスナロ)などもある。
宝達山上に上社、山麓に下社があり、宝達明神、宝達権現とも称され、
下社は鎮座地名から東間明神社とも称されていた。
社伝によると、上社は養老年間、泰澄によって創祀され、
旧押水三十二ヶ字の総社として崇敬された神社。
下社は崇神天皇の御宇の創祀、旧大海一郷の総社として崇敬された神社。
式内社・手速比咩神社に比定されている古社である。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:30 AM