榛名神社 (沼田市)

群馬県の榛名神社(沼田市)を掲載しました。

沼田駅の北1Kmほどの榛名町に鎮座。
沼田駅から東へ150ほど進み左折して
300mほど北上すると当社の大鳥居が建っており、
鳥居をくぐってさらに北上すると境内がある。

参道を少し戻って撮影をしながら参道を北上。
大鳥居は参拝後、帰り道で撮影しようと思ったのに
参拝中にすっかり忘れて、車に乗って北上してしまい大鳥居を撮影していない。

境内入口の鳥居をくぐると、綺麗な砂利の境内。
正面に社殿があり、社殿の左には宴会場の受付のような建物。
当社境内には結婚式場・宴会場「榛名の森」が併設されているようで、
その入口にもなっているのかもしれない。
そのせいか、境内はどこか華やかな雰囲気だった。

拝殿は銅板葺入母屋造。背後の本殿は銅板葺流造。
享禄二年(1529)沼田万鬼顕泰が建立し
元和元年(1615)真田信之が再建したもので、
彫刻は左甚五郎の作らしい。
見えなかったが、本殿正面の内陣御扉上には真田氏の紋・六文銭があるらしく
当社を拝むと、同時に真田家も拝ませる意図があったという。

寶高大明神とされる倭建命は『上野国神名帳』に「従一位 保寶明神」とあり、
倉内(現在の沼田公園内)に祀られ、沼田郷一帯の総鎮守だった。

薄根大明神とされる菅原道眞命は『上野国神名帳』に「従二位 碓根明神」とあり、
現在地に鎮座した薄根町の産土神。

享禄二年、沼田万鬼顕泰が寶高大明神の社地に沼田城を築城する際、
倭建命と菅原道真命、さらに沼田城以前の居城・幕岩城内に祀られていた埴山姫命を合わせ、
現在地に社殿を建立し、沼田の総鎮守・榛名大権現として崇敬されてきた神社。

社殿の後に、面美様(めめよしさま)と呼ばれる三角形の石があり女神が刻まれている。
この面美様の顔を撫で、その手で顔を撫でると美人になるという。
(僕も撫でてみた)



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:47 AM