2012年5月14日
后神社 (三宅島)
三宅島の后神社(三宅島) を掲載しました。
東京から180Km南にある三宅島にある。
当社は三宅島の北西部にあり、
三宅村役場の北5Kmほどの伊ヶ谷に鎮座。
三宅島を一周する212号線から、大船戸湾へ下りる道の途中に境内がある。
境内入口の階段を上ると石鳥居が立ち、鳥居扁額には「后神社」とある。
さらに階段を上ると社殿がある。
社殿は拝殿らしき建物の後方に、一段高く本殿らしき建物。
本殿は、『東京都神社名鑑』には、木造神明造、
『式内社調査報告』には、流造とあるので
この建物の中に、本殿が納められているのだろう。
拝殿の右側に、鳥居のある別の社殿があり
その鳥居の扁額には「長根八幡神社」とあった。
境内は一面の雑草に覆われており、しかも、その背丈は1m以上もあるので、
注意しながら境内に侵入。
南の島の、海に近い斜面にあるためか、植物の生育が速いのだろう。
創祀年代は不詳。
式内社・伊賀牟比賣命神社に比定されている古社。
参拝時には、知らなかったのでよく探していないのだが
本殿の脇に境内社の式内社・片菅命神社の論社の若宮神社があるはず。
本殿覆屋内にあるのか、あるいは、雑草に埋もれて気付かなかったのだろう。
また、式内社・南子神社の論社の祠か石もあるらしいが、これも気付かず。
というか、本殿まで近づく気にならなかった
普段なら境内の隅々まで、「何かあるのでは」と探索するのだが
たまに、気を抜いて参拝し、後で後悔してしまう。
本来なら、すぐに三宅島に再訪して確認するところだけど
プライベートにおいて大きな変化があり、未だに実現していない。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:13 PM