玉依比賣命神社 (松代町)

長野県にある、玉依比賣命神社(松代町) を掲載しました。

長野県長野市にある。
長野電鉄屋代線・松代駅の東2Kmほどの松代町東条に鎮座。
尼厳山(780.9m)の南西麓に境内がある。

蛭川を越え、小学校の前を通過して300mほどの位置に
参道入口の鳥居が立っており、鳥居脇に大きな木。
鳥居をくぐりケヤキの参道を進むと、山の斜面に当社境内。

木々に覆われた境内の中央部、石組の上に大きな社殿がある。
拝殿は、八棟造りの複雑な構造。後部の本殿は流造。

参拝は10月で、中途半端な季節。
初夏なら鬱蒼とした緑、11月なら紅葉が楽しめたかもしれない。
とにかく、気持ちの良い神社だった。

境内右手(東側)には、尼厳山・奇妙山トレッキングコースの
池田の宮登山口になっている。

社伝によると、
人皇八代孝元天皇十六年四月十六日、
斎川の地(現在の岩沢、東1Kmほど)に勧請。
あるいは、
十代崇神天皇の御宇、科野国造建五百建命が一川の地に創建し、
六十個の勾玉を納めて神宝とした。

当初の鎮座地から、後に磯並に遷座。
寛喜二年(1230)現在地に遷座。
式内社・玉依比賣命神社に比定される古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:46 PM