2011年10月19日
佐波々地祇神社 (北茨城市大津町)
茨城県の 佐波々地祇神社(北茨城市大津町) を掲載しました。
茨城県の北茨木市にある。
常磐線・大津港駅の南東3Kmほどの大津町に鎮座。
大津港の通りから北へ少し登った場所に境内がある。
北へ上らずに東へ進むと、東日本大震災で流出した六角堂がある。
そんな場所に鎮座。
境内横に砂利の駐車場があり、車ですぐそばまで行くことができる。
参拝は、東日本大震災から2か月経過した6月はじめ。
港のガレキは綺麗に処理されていたけれど、
路地に入ると崩壊した家がまだ残っていら、そんな頃。
参道階段を上ると、石造の神明鳥居が立ち、
さらに階段を上ると社殿のある境内だが、
境内の灯籠の多くは倒れ、石の記念碑や手水石も倒れていた。
社殿前の鳥居の島木(上端の横棒)も落ちていたが、
社殿には特に大きな被害は無い様子。
日本の木造建築の耐震性って凄いなぁと思いながらの参拝。
社殿は入母屋造の美しい拝殿と、
拝殿の後方、垣の中に入母屋造の華麗な本殿がある。
港に面した丘に鎮座しており、港の守護神なのだろう。
本殿の左手には、錆びた碇が多く奉納されていた。
この丘は、
宮平とも唐帰山(からかいさん)とも呼ばれる海抜55mの台地。
境内には、享保年間以前に地下30mから汲み上げた御神水がある。
社号の「佐波波地祇神社」は、
『平成祭データ』には「さわわちぎじんじゃ」とあるが
『全国神社名鑑』には「さわわくにつかみじんじゃ」となっている。
六所明神とも大宮明神とも称される神社。
創祀年代は不詳。
社伝では斎衡年間から天安年間(9世紀中ごろ)の創祀。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:30 PM