大宝神社 (栗東市)

滋賀県の 大宝神社(栗東市) を掲載しました。

滋賀県栗東市にある。
東海道本線・栗東駅の北500mの大宝公園の中に鎮座。
境内入口は西側。石橋を渡り、石鳥居をくぐると参道。
鳥居の脇に「大宝神社」と刻まれた社号標が立っている。

参拝は、年末の早朝、日の出前。
ようやく周囲が識別できる明るさのため、
写真の多くは手ぶれしてしまった。

参道を進むと左手に境内社の日吉神社。
参道は広く、駐車場も兼ねている雰囲気だが、この時間に車は無い。
参道を進むと、左手に築地塀付きの四脚門。

享保三年(1718)、徳厳親王の病気平癒の礼として
後西天皇の理豊皇女から寄進された門で、
宮中からの寄進であるため築地塀に5本の白線がある。

四脚門をくぐると砂利の境内。
境内中央に拝殿があり、その奥に中門。
垣に囲まれて流造の本殿が鎮座している。

本殿の右手前にある追来神社は、
若宮権現と称される神社で旧名は意布(伊不)伎神社。
式内社・意布伎神社とも考えられている。

日の出の頃の参拝なので、普段の雰囲気は判らないが
落ち着いた静かで豊かな感じの神社なのではないかと想像しながら参拝した。

社伝によると、当初は小平井村信濃堂に降臨し、
大宝元年疫病が流行した時に神託によって
現社地に遷座されたという古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:23 AM