磐井神社 (大田区)

東京の磐井神社(大田区) を掲載しました。

東京都大田区にある。
京浜急行の大森海岸駅の南200mほどの大森北に鎮座。
京浜急行線路と第一京浜道路に挟まれて、東向きの境内。

境内入口は第一京浜向き(東向き)。
鳥居をくぐると広い砂利の境内。
正面に社殿があり、右手に境内社の稲荷社。
稲荷社の奥に神楽殿があり、
神楽殿と社殿の間に、江戸文人石碑群。

社殿は、渋い色の入母屋造拝殿と流造の本殿。
拝殿扁額には「武蔵国八幡總社 磐井神社」。

社殿の左手に社務所がある。

実は、境内の左手に池があり
笠島弁天社が鎮座しているらしいのだが、
参拝時に、左手は駐車場だと思い込んで、
ちゃんと見ていないし写真も無い。

境内の案内板には、万葉集の
「草陰の荒藺の崎の笠島を見つつか君が山路越ゆらむ」
という歌が、この笠島弁天社のことだと記されていたのに。

また、第一京阪沿いの歩道に、社号の「磐井」の井戸があるらしい。
これも見ていない。残念、というより後悔。

江戸文人石碑群の中に、烏石碑がある。
社務所内に保管されている烏石は、江戸の文人・松下烏石が寄進した
烏の模様が浮き出た自然石。

また、延暦年間(七八二~八〇六)に武蔵国国司の石川氏が奉納した
神功皇后ゆかりの石・鈴石があるらしいが、これは非公開(らしい)。
その石を打つと鈴の音がするということで、
鈴が森の地名が残っている。

人皇三十代敏達天皇二年(573)八月の創祀。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:57 PM