久麻加夫都阿良加志比古神社

能登の 久麻加夫都阿良加志比古神社 を掲載しました。

石川県七尾市にある。
のと鉄道・能登中島駅の北西3Kmほどの中島町宮前に鎮座。
熊木川の沿って23号線を進むと、
能登有料道路の横田I.C.の南に、
道路に面して南向き(やや南東向きか)の境内。

入口の鳥居は、基本的には石の両部鳥居だが、
笠木の上に、さらに笠木がある、いわゆる越前鳥居。
その鳥居の脇には「久麻加夫都阿良加志比古神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると、正面に大きな社殿。
拝殿は瓦葺入母屋造で、後方に本殿の覆屋が付属している。

境内は広く、大きな御神木がある。
境内社には大きな薬師社があるが、
境内の奥に参道が続き、加茂社が鎮座。

正確には、薬師社は境内末社だが、加茂社は境外社として別の神社。
当社には、境外末社が19社あるらしいが、その中の一社なのだろう。
創祀年代は不詳。
俗に熊甲宮、通称は、お熊甲とも称する神社。
本地仏は薬師如来だったらしいので、
境内社・薬師社は、ようするに本社の分身なのだろう。

初め、祭神は西岸村瀬嵐に漂着され、
後に熊木村上町高瀬の森に鎮座し、さらに現在地に遷座したという。

式内社・久麻加夫都阿良加志比古神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:32 AM