2009年12月3日
蛟蝄神社 (利根町)
茨城県の 蛟蝄神社(利根町) を掲載しました。
茨城県利根町にある。
成田線・布佐駅の北東6Kmほどの立木に鎮座。
栄橋を渡って利根川を超え、4号線を1.5Kmほど進み、
新利根川に沿って東へ2Km程度入った場所。
209号線と合流する手前、集落の北側、老人ホームの隣に境内がある。
境内入口は南側。狭い道に面して参道の階段があり、
階段脇には「蛟蝄神社(奥の宮)」と書かれた案内が建っている。
当社は、蛟蝄神社の奥の宮と呼ばれており、
当社の西300mほどの位置に門の宮と称する神社がある。
階段を登ると、入口に比して広い境内。
鳥居をくぐり、石板の参道を進むと正面に社殿。
赤い屋根の拝殿の後方に、垣に囲まれた流造の本殿がある。
拝殿の屋根は寄棟造になっているが、向拝が前面に突き出した形状。
屋根瓦の部分が、面白い形をしていた。
参拝日はあいにくの雨だったが、シトシトと静かに降る雨が良い感じ。
境内に小さな石祠が幾つか祀られている。
一つの石祠の前に「氏神」と刻まれた石が建っているが
詳細は分からない。
『茨城県神社誌』には、境内社・琴平神社と記されているが分からない。
社伝によると、
孝霊天皇三年(前288)に水神の彌都波能賣命を
文武天皇二年(698)に土神の波迩夜須毘賣命を祀ったのが始まりという。
一般的には、文武天皇二年の創祀。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:17 AM