布制神社 (篠ノ井山布施)

長野県にある、布制神社(篠ノ井山布施) を掲載しました。

長野県長野市にある。
篠ノ井駅の北西、道なりに進んで9Kmほどの山布施に鎮座。
86号線をウネウネと上っていくと、道の北側に境内入口がある。

「延喜式内 ■社 布制神社」と刻まれた社号標が建っており
「郷社」の「郷」の字が埋められて消されている。
これは社格廃止に伴う処置で、各地の神社社号標にも見られるもの。
歴史の証なので、消さなくても良いと思うのだが、
神社の潔癖さのあらわれということだろうか。

木製鳥居をくぐると参道。
参道左右には木々が聳え、正面に社殿。
元は萱葺だったと思われる拝殿の後方に、
神明造の本殿が鎮座。
拝殿と比べて、本殿がやや小ぶりなのが印象的。

社殿の左手に、御神木らしき木があり、
その根本に境内社と思われる社殿や石祠があるが、詳細は不明。
『明治神社誌料』には、境内社として金刀比羅の名があるが
この境内社が金刀比羅社だろうか。とにかく未確認。

だが、生き物のように四方に延びた枝を持つ御神木の根元にあり
不思議な雰囲気を醸し出しているのが興味深い。

創祀年代は不詳。

社伝によると、
神護景二年(768)高橋朝臣国是之が、更級郡の大領に任じられ
下総国結城布制郷の人民を従えて当地に移住し、土地を開拓した。
後、宝亀八年(777)布施氏の祖・大彦命を勧請したという。

また『信州宝鑑』には、光仁天皇の御宇(708-782)、
宝祚長久国家安全を祈願して、伊勢神宮の分霊を勧請とある。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 4:31 午後