白山別宮神社 (白山市)

石川県の 白山別宮神社(白山市) を掲載しました。

石川県白山市にある。
大日川の東岸、白山市役所鳥越支所の近く、
360号線の別宮北交差点に境内がある。
360号線を西へ少し行くと「道の駅一向一揆の里」がある。
そんな場所。

境内入口は南向き。
交差点隅に「郷社 白山別宮神社」と刻まれた社号標が建っている。
境内は垣に囲まれて、南北に長く、緑に覆われており、
境内中央に、社殿へ続く参道がある。

参道正面には、ガラスに覆われた拝殿があり、後方に本殿。
社殿の屋根は直線で構成されており、どこか洋風な雰囲気。
林の中の別荘のような印象だった。

別宮は、資料によっては「べつぐう」「べつくう」とあり
地名は「べつく」と読むようだ。

社伝によると、
村上天皇応和三年(963)四月十二日、嶺上之神奉斎に始まり、
一条天皇永延二年(988)、殿宇全て整ったという。

『加賀国神階帳』に「従五位上 別宮明神」とある古社。
(写本によっては、従六位上別宮明神)

白山七社の中宮三社の一社にして、
白山記には、本地十一面観音、阿弥陀、正観音とある。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:52 AM