波布比咩命神社 (伊豆大島)

伊豆大島の波布比咩命神社(伊豆大島) を掲載しました。

伊豆大島にある。
大島の南東部にあり、
「波浮の港」や「アンコ椿は恋の花」などの
歌で有名な波浮港に鎮座。
波浮港への道の途中、港にちょっと突き出した場所に境内がある。

道路から少し下る参道があり、
参道をおりると突き当りに鳥居。
鳥居扁額には「波布比咩命」と書かれている。

境内入口は北向きで、
鳥居をくぐって参道を進むと社殿のある境内。
境内の左手に、港へ向かう鳥居が建っており
鳥居から階段を下ると海。

境内は港の口にあたる場所にあり、
出入りする船を見下ろす場所。

その海への階段脇には「波浮神社」と刻まれた社号標。
波浮港にあるため、当社の通称は波浮神社なのだろう。
たしかに波布比咩命神社というのは
通称としては読みにくい。

木々に囲まれた境内の奥(南側)に拝殿と本殿覆屋がある。
境内は、華やかさはないが、落ち着いた港の鎮守という雰囲気。
ただ、覆屋の中の本殿は美しい朱色で、
やはり女神を祀る神社の趣きがある。

創祀年代は不詳。

通称は、波浮明神。
『三宅記』に「三島の神大島に置き給ふ后を羽分の大后と申しける」とあり、
当社は、三島大明神の后神を祀る神社。

波浮港は、もとは美しい清水をたたえた火口池であったらしく、
その当時に創建されたものとする説がある。

式内社・波布比賣命神社に比定され、
斎衡六年(855)正五位下を賜った古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:17 午前