2009年3月18日
禅定神社 (尾花町)
福井県の 禅定神社(尾花町) を掲載しました。
福井県鯖江市にある。
鯖江駅の東11Kmほどの尾花町に鎮座。
北陸自動車道を越えて、東へ。
18号線をさらに東へ進み、
192号線に入って1Kmほど東へ進むを尾花町がある。
その尾花町で北へ入り、少し上った場所に境内がある。
式内社・刀那神社を探している時に、当社に到着。
なんとも良い雰囲気だったので、とりあえず参拝しておこうと立ち寄った神社。
境内周囲には杉木立が多いのだが、
鳥居をくぐった広い境内は、すっきりとした印象。
境内奥(東側)の石組みの上に社殿がある。
で、参拝後に拝殿の扁額を見ると「式内刀那神社」と記されていた。
鳥居には「禅定神社」とあったのに、どういうことだろうか、
と考えながらの参拝。
この参拝時点では、刀那神社が禅定神社に合祀されたのだろうか
などと考えていた。
創祀年代は不詳。
社記によると、
「御神体の儀は人皇二七代継体天皇の茨田皇女、
故ありてこの地三社森にて薨ぜられる。
故にこの地茨田谷と称し、
その後、この地近郷を河和田谷と申す」とあり、
茨田皇女の遺徳を偲んで、三社森のこの地に社を建立し
刀那神社と称して、皇女の御霊を祀り、
近郷一帯の総社として崇敬されたという。
参拝を終え、境内を歩きまわっていると
境内右手(南側)の斜面の下へ続く、細い獣道のような道の下に
社殿の屋根が見えた。
当社の関連社か境内社か、気になったので
その斜面を下ってみると、やや小ぶりな緑の境内があり、
中央に石組の上に社殿。
拝殿の前に石碑が建っており、昔の漢字が使われていて
判読できない部分もあったが、
読んでみると、河和田神社へ合祀後に建てられた石碑で、
どうやら、刀那神社の旧地を示すものらしい。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:04 PM