2007年7月15日
刀我石部神社 (和田山町)
兵庫県の 刀我石部神社(和田山町) を掲載しました。合計2112社。
兵庫県朝来市(和田山町)にある。
山陰本線・和田山駅の東5Kmほどの宮に鎮座。
273号線(金浦和田山線)を東河川にそって東へ進み、
宮の集落で南へ延びる参道を南下すると境内入口。
東河川流域の盆地にある。
鳥居は、273号線のそば、
参道入口の横に建っているが
273号線からは、よく見えない場所にある。
鳥居の側には、「おかげ灯籠」と呼ばれる灯籠がある。
境内入口の左手には、神池。
境内は広く、奥(南側)に、北向きの社殿がある。
拝殿は入母屋造、後方の本殿は流造と
一般的な神社建築。
拝殿扁額には「刀我石部神社」と書かれているが
当社の正式名は、単に「石部神社」と言うらしく
境内案内、地図や資料にも、石部神社とのみ記されている。
ただし、山東町や出石町にも石部神社があり、
区別のため、刀我石部神社とする資料も多い。
刀我は東河川の「東河」と同じもので
東河川そばの石部神社ということだろう。
創祀年代は不詳。
式内社・刀我石部神社に比定されている古社。
祭神は、天日方奇日方命・踏鞴五十鈴姫命・五十鈴依姫命。
事代主神の御子である兄妹三柱の神々である。
「特選神名牒」には衣摺大明神と称し、
天日方奇日方命のことであるという。
現在地は、岩屋谷と呼ばれる地にあるが、
『式内社調査報告』によると
昔は、宮集落の西にある宮山に鎮座していたという。
宮山は、現地では不動山と呼ばれ、不動尊を祀った山。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:18 PM