葦田神社 (豊岡市)

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兵庫県豊岡市にある。
山陰本線・国府駅の南東2Kmほどの中郷に鎮座。
直線距離は2Kmだが、円山川を越えるので、
道路を行くと5Kmほどだろうか。

国府駅から312号線を南下し、
上郷橋を渡って482号線(但馬街道)を東へ進む。
249号線と分岐するあたりで、南側の農道へ入り
奥へ進むと、境内がある。

南西向きの境内は、フェンスで囲まれ
入口には鉄の門が付けられている。
このあたりの神社では、
鹿除けのフェンス等が設置されていることが多いのだ。
ということで、門を開き、階段を上ると鳥居。

境内中央に瓦葺きの社殿があり
拝殿の後方に本殿。
拝殿の前には狛犬と狛狐が置かれているのだが
当社は稲荷神社とも呼ばれていたのだろうか。

本殿には覆屋根が設置されている。
『兵庫県神社誌』や『式内社調査報告』には
本殿は流造と記されているが、
屋根を見ると、春日造っぽいのだが。

参拝は、GW、休日の午後。
太陽は遠い山の陰に隠れた頃だが
夜までは、まだまだ時間がある。そんな感じ。

伝承としては、当社祭神は天日槍の随神であるという。

天日槍が当地を開き、眺望の良い場所に宮を建てるため、
当社祭神に命じて、国内の見分をさせた。
当地に到った祭神は、その眺望の良さに
自分の屋敷を立てようと考え、
天日槍には、別の場所を報告した。

その後、当地に来た天日槍は、
祭神の嘘に怒り、祭神を切りつけた。
足を傷めた祭神は、「アイタ」と叫び、山に逃げ込んだ。

後日、天日槍は祭神を許し、当地を賜り、
祭神は感謝して屋敷を建て、
足を傷めた人々を救済したという。

天日槍の随神である祭神の名は不明だが
「アイタ」と叫んだ祭神は
「あいたっつぁん」と呼ばれるようになった。

また、祭神が切りつけられた際に
勢い余って傍らの岩も切り付けたといい
その岩(切岩)も境内にあるようだ。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:55 午後