2007年3月18日
新海三社神社 (佐久市)
長野県にある、新海三社神社(佐久市) を掲載しました。合計2046社。
長野県佐久市にある。
小海線・臼田駅の東2Kmほどの田口に鎮座。
雨川に沿って東へ進むと、五稜郭で有名な龍岡城跡がある。
その城跡を過ぎて、しばらく進むと、当社の境内入口。
木製の鳥居が建っており、右手に社号標。
参道は、鳥居から北上するのだが、
鳥居から東へ進むと、東幸殿と御神木。
西へ戻ると、西幸殿があり、
当社駐車場へは、西幸殿の横の道を入っていく。
鳥居から参道を北上すると、
鬱蒼と茂る木々の奥に社殿が見えてくる。
参道を突き当たり、階段を上ると
正面に拝殿。右手に神楽殿。
拝殿の後方に、二棟並んだ本殿があるが、
この二棟は、西本社と中本社。
境内の右手、本殿の東側にもう一つの本殿・東本社がある。
創祀年代は不詳。
興波岐命を主神として東本社に祀り、
その父神・建御名方命を中本社に、
伯父神・事代主命を西本社に祀る。
このように、当社には3つの神殿があり、
よって新海三社神社と呼ばれている。
興波岐命は佐久地方開拓の祖神。
延文年間の『諏訪大明神画詞』には
「新開(にいさく)」の神と記され、大県の神とも称した。
この「開(さく)」が、佐久の地名となり。
「新開(にいさく)」から、新海という社号になったようだ。
また、鎮座地の田口は、佐久地方で初めて田が開かれた場所とも。
当地から西へ進むと上野国(群馬県)だが
伝承として、諏訪の建御名方命が、日光二荒山の母神を訪れる途中、
上野貫前の女神(荒船大明神)と契り、
興波岐命が生まれたとある。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:47 PM