鞍居神社 (上郡町)

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兵庫県上郡町にある。
山陽本線・上郡駅の北東9Kmほどの金出地に鎮座。
走りやすい広い道を、鞍居川に沿って遡ると、
道路の左手に、小さな山が見え、その麓に境内。

境内入口は、南東向き。
道路に面して鳥居が立ち、
鳥居の左手に、『式内 郷社 鞍居神社』と刻まれた社号標。
数十mの参道を歩くと、垣に囲まれた境内がある。
神門をくぐると、正面に社殿。
拝殿の後方に、立派な本殿が建ち、
左右脇に境内社。

参拝は、正月四日の朝。
新年だけど、社殿前に門松が設置されているだけで、
少し簡素な印象だった。
大晦日の夜から歳旦祭が行われるらしく、
四日では、祭りの後ということかもしれない。

社伝によると、
桓武天皇の御代、皇子神野親王が夜な夜な
何かに悩まされていたので、陰陽博士が卜して占ったところ、
宇佐八幡宮に祈願すべき旨が奏上された。
さっそく宇佐八幡宮に対し祈願をしたところ、
皇子の病気は平癒し、播磨国金山(金出地)に紫雲が
久しくたなびいたという。
この奇異が帝に報告され、査察の結果、
当地が、宇佐八幡宮を勧請すべき瑞相の地であるとし、
当社が創建されたという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:34 PM