「式内社の歴史地理学的研究」

先日紹介した「神の系譜 竜の源 新羅」に、秘密の名著として紹介されている「式内社の歴史地理学的研究」

実は、御笏神社のページを書くときに参考にした著作。
発行は昭和52(1977)年なので、今から30年以上昔に出た本、しかも非売品。

僕がいつこの本を手に入れたのか覚えていないのだが、たぶん「日本の古本屋」でネットで手に入れたと思う。

で、問題はこの作者。森谷ひろみ。
昭和13(1938)年に千葉で生まれ、戦後、千葉大学、国学院大学で学び、昭和49(1974)年、千葉大学の助教授に就任。そして、その翌年、36歳の若さで急逝。
ということで、「式内社の歴史地理学的研究」は、御本人の死後、研究成果がまとめられて発行されたものだ。

サブタイトルに「安房国・伊豆国三宅島の場合」とあり、南総や三宅島の式内社について、実に細やかに調査されている。終戦からいくらかの年月は経過していたが、当時、若い女性研究員が一人で行った調査内容に驚くはず。

が、しばらく書棚に閉まっていて、数年前に三宅島に行った時に、ようやく開いて読んだのだ。
で、何故もっと早くに読んでいなかったのか、少なくとも千葉へ参拝に行く前に読んでおけば、もっと面白い参拝旅行が出来たのに、などと後悔したのを覚えている。

いつか千葉(安房)へ行く時には必ず持参しようと決意しているのだが、千葉へ行く予定が立たない日々を無駄に費やしている。



9. 雑…ふと思う — gensyoushi 11:20 午後