神田神社 (東白川村)

岐阜県の神田神社(東白川村) を掲載しました。

岐阜県の東白川村にある。
高山本線の白川口駅から北東へ17Kmほどの神土に鎮座。
白川に沿って62号線を進み、東白川役場の脇に参道入口。
写真を撮り忘れたが、当社の社号標が立っている。

役場の北側へ上る車道を進むと。カーブのあたりに境内入口の鳥居。
鳥居の後方の斜面が当社の境内だが、車道からは全貌がわかりにくい。

鳥居をくぐり神橋をわたると、左手に手水舎、右手に境内社があり、参道の階段を上ると砂利の境内。その境内の鳥居をくぐり、さらに階段を上ると同じように砂利の境内があり、鳥居があって、左右に社務所や参籠所らしき建物。

拝殿の由緒書きを見ると、再三、社殿を後方に移したようで、その鳥居の辺りが元の社殿の位置に当るのかもしれない。

その鳥居をくぐった階段の上に拝殿。拝殿の後方、一段高い場所に神明造の本殿がある。

元正天皇養老二年(718)の勧請にして、式内社・神田神社に比定される古社。
『美濃国神名記』に賀茂郡座二十九社のうちの「従五位下 神田明神」とある神社。

『平成祭データ』や『全国神社名鑑』には、『三代実録』に貞観六年(864)八月十五日、「美濃国神田従五位上」とあると記されているが『三代実録』の八月十五日の記述は美作国のもので、美濃国との誤解があったのかもしれない。

承平年間以後の変乱により数百年の間に頽廃していたが、嘉慶二年(1388)、源忠広により白山妙理大権現として再興された。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:54 PM