須賀神社 (沼田市)

群馬県の須賀神社(沼田市)を掲載しました。

群馬県高崎市にある。
上越線・沼田駅の東1.5Kmほどの中町に鎮座。
120号線の中町交差点から南へ入った場所に
公園のような雰囲気の境内があり、その北隅に社殿。
社殿の前に鳥居が立っているだけの簡素な神社。

拝殿は入母屋造平入で、扁額には「須賀大神」と書かれている。
参拝は、11月初旬の昼頃。
拝殿には足場が組まれていて工事中だった。
境内にいらした方にお聞きすると、雨漏りのため瓦葺を銅板葺に変更中とのこと。
今頃は、きらびやかな銅板葺の拝殿になっているのだろう。

拝殿後方の本殿は流造。こちらはすでに銅板葺で緑青色の屋根だった。
本殿の後方には、県指定天然記念物の大ケヤキがあり、
樹齢400年以上と推定されているらしい。
当社が現在地に遷座して400年ほどなので、
鎮座の頃に植えられたのだろうか。

社伝によると、文和年間(1353~1355)、
沼田城主沼田小次郎が城下の鎮守として
鍛冶町に住吉社と天王宮を祀ったのが当社の起源。

関ヶ原の戦い後、真田昌幸の長男・真田伊賀守信幸が沼田を治め、
慶長十七年(1612)台地の上に本格的なまちづくりを始め、
鍛冶町・本町・材木町等の町割りを行い、
当社を沼田城内より中町に遷座させたという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:15 PM