江島神社
神奈川県にある江島神社 を掲載しました。
神奈川県藤沢市にある。
藤沢市というより江の島と言った方がわかりやすい。
それほど有名な観光地にある神社。
大昔、一度参拝したはずだが、人ゴミが苦手でほとんど覚えていない。
ということで、今回は平日の早朝、日の出の頃、人の少ない時刻に参拝。
小田急線片瀬江ノ島駅から「江の島大橋」を渡る。
通常、人は弁天橋を渡るのだが、2013年2月に事故があったらしく
弁天橋の安全が確認できるまで、
自動車専用橋「江の島大橋」の一部が歩道になっていた。
橋を渡ると参道入口に緑青色になった鳥居。
鳥居をくぐり参道の緩やかな坂道を登ると朱の大鳥居。
大鳥居の奥に、龍宮の門のような「瑞心門」があり階段を登ると辺津宮境内。
大鳥居の左手に境内まで登るエスカレータがあるが、
僕は使っていないので詳細は知らない。
辺津宮拝殿の前には、茅の輪が設置されていた。
一般の神社では、六月の夏越祓や十二月の大祓の時期に置かれているが
当社では通年あるのだろうか。
社殿の左手には、日本三大弁財天の妙音・八臂弁財天尊像を納めた弁天堂。
他の日本三大弁財天は、安芸宮島の厳島神社と琵琶湖の竹生島神社。
ちなみに五弁天では、天河と金華山が加わる。
弁天堂の左手に境内社があり、中津宮へと続く参道になっている。
江島神社は、瑞心門の上にある辺津宮、江の島中央部にある中津宮、
江の島西側にある奥津宮の三社の総称で、
さらに、奥津宮の隣りに龍宮が祀られ、
その先には、当社発祥の場所である岩屋(巌窟)がある。
当社の神紋は「波に三鱗」。
『太平記』に、時の執権・北条時政が榎嶋(江の島)に参籠して
子孫の繁昌を祈ったところ、赤き袴に柳裏の衣を着た美しい女性が現われ、
「汝の前世は箱根法師である。その善行によって子孫は末永く日本の主となる」と告げ、
たちまち大蛇の姿となって海中に消えた。あとに鱗が三つ落ちていたという。
創祀年代は不詳。
古くは江島明神と称し、日本三弁天の一つとして崇敬された古社。
一説には開花天皇六年四月、欽明天皇十三年四月、文徳天皇仁寿三年など。