日枝神社 (富山市)

富山県にある、日枝神社(富山市) を掲載しました。

富山県富山市にある。
富山駅の2Kmほど南の山王町に鎮座。
41号線と市電の走っている43号線の間に境内がある。

市街地の神社なので、徒歩ならばどの方角からでも境内に入れるが
車の場合は、境内北側に駐車場がある。
ただし、境内北の道は一方通行のようで、ちょっと迷った。

参道入口は北向き。
参拝はお昼頃だったため、太陽に向かって進む。
石鳥居の脇に社号標があり「神社本廰別表神社 日枝神社」と刻まれている。
鳥居をくぐり参道を進むと突き当たりに手水舎。
手水舎から左手奥に進むと、境内社の麄香(あらか)神社。
右手に進むと社殿のある境内で、正面に大きな拝殿がある。
ということで、当社社殿は東向き。

さすがに大きな神社で、
拝殿には鈴緒(参拝用の鈴の縄)が七本ぶら下がっていた。
朱の拝殿はコンクリートで銅板葺入母屋造。正面に唐破風が付いている。
残念ながら本殿は確認できなかったが資料によると流造らしい。

参拝は十月後半の晴天の正午頃。
拝殿の前に初宮詣らしき家族がいて、交互に写真を撮ったり
ビデオカメラを回していたので、映らないように木陰に佇んでしばらく待つ。
待っている間に、次に参拝予定の神社の資料を読んだり
道順を確認してりして、御朱印をいただくのを忘れた。

創祀年代は不詳。
山王さんとも称される、富山県の県社。

天正八年(1580)佐々成政が富山城主となり
当社を深く崇敬し、山王町に遷座。

天正十五年(1587)前田利長が富山城主となって以後、
社地を寄進し、社殿を造営。富山城下の産土神として
毎年四月二十二日を以て例祭日とし祭祀を厳修したが、
天保二年(1831)火災により悉くを焼失した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:05 PM